【色持ち2倍】なぜあの人の髪は退色しないのか?現役美容師が教える「自宅での小さな新習慣」

なぜ、あなたの髪色はすぐ「パサパサのヤンキー色」になってしまうのか?

こんにちは、現役美容師のKAZUです。

美容師歴も気づけば20年を超え、これまで何万人もの髪を切って、染めて、ケアしてきました。特に30代から50代の大人世代のお客さまと毎日向き合っているけれど、カウンセリングの時によくこんな愚痴を聞かされるんだよね。

「KAZUさん、染めた直後はすごく綺麗なのに、2週間もすると色があせてパサパサになっちゃうのよ……。やっぱり私の髪質が悪いの?」って。

ハッキリ言うね。それ、あなたの髪質のせいじゃないから。ましてや、ヘアカラー剤の質のせいでもない。

街を歩いていて、40代、50代でも「いつも髪色がツヤツヤで上品な人」っているじゃない?一方で、染めてから間もないはずなのに、全体的に黄色っぽく退色して、なんだか疲れて見える人もいる。この2人の差はどこにあると思う?高価な美容室に通っているかどうか?ノンノン、そんなの全然関係ないんだよ。

答えは、あなたが自宅に帰ってからの「小さな新習慣」にあるんだ。今回は、20年のキャリアで培った本音の知識を全部さらけ出すから、耳が痛いかもしれないけれど、最後までしっかり読んで耳を傾けてみてね。

美容室の高級トリートメントを過信するな!

まず、最初にお客さまにいつも言っている、ちょっと辛口な真実からお話ししよう。

「美容室で毎回5000円の高いトリートメントをしているから、ヘアケアはバッチリ!」なんて思っていない?もしそう思っているなら、今すぐその考えはゴミ箱に捨ててほしい。

もちろん、美容室でのサロントリートメントは素晴らしい効果があるし、やった方がいいに決まっている。でもね、それはあくまで「応急処置」であり「外科手術」のようなものなんだ。ボロボロになった髪を、一時的にプロの技術で綺麗に整えただけに過ぎない。

どんなに腕の良い医者に手術をしてもらっても、退院した後に毎日暴飲暴食して、徹夜ばかりしていたら、すぐにまた病気になるよね?髪もまったく同じなんだよ。30日に1回、美容室で極上のケアをするよりも、残りの29日間、自宅であなたが髪をどう扱っているかの方が、色持ちや髪質に100倍影響するんだ。

つまり、色持ちを2倍にするための主役は、美容師の私ではなく、自宅にいる「あなた自身」なんだよね。

お湯の温度を38度に設定せよ

じゃあ、具体的に今日からできる「自宅での小さな新習慣」を教えていくね。まず、今夜のお風呂から絶対にやってほしいのが、シャワーの温度設定だ。

あなた、お風呂に入る時、40度から42度くらいの熱めのお湯で髪をザーザー流してない?

はい、それ完全にアウト。髪のカラーが光の速さで抜けていく原因は、ほぼこれだと思っていい。

髪の表面は「キューティクル」というウロコのようなもので覆われていて、これが髪の内部の栄養やカラーの染料を閉じ込めている。このキューティクルは「熱」と「水」に非常に弱いんだ。40度を超える熱いお湯を浴びせると、キューティクルがこれでもかってくらいガバッと開いてしまう。

開いたキューティクルの隙間から、せっかく入れたヘアカラーの染料が、お湯と一緒にドバドバと排水溝に流れ出ていくのを想像してみてほしい。恐ろしいよね?

今日から、髪を洗う時の温度は「38度」にして。ちょっとぬるいと感じるかもしれないけれど、これが髪のキューティクルを無駄に開かせない限界の温度なんだ。38度のぬるま湯で洗うだけで、本当に色持ちがガラリと変わるから。これ、一銭もかからない、今すぐできる最強のヘアケアだよ。

シャンプー剤の泡立ちの良さに騙されるな

次に、毎日使うシャンプーについて。ここが一番みんな勘違いしているポイントなんだよね。

ドラッグストアに行って、「髪がサラサラになる!」「香りが長持ち!」なんていうキャッチコピーと、お洒落なパッケージだけでシャンプーを選んでない?

はっきり言って、市販の安いシャンプーの多くは、洗浄力が強すぎるんだ。専門的な名前は覚える必要ないけれど、裏面の成分表示に「ラウレス硫酸〜」とか「オレフィン〜」なんて書いてあるやつは要注意。これらは、簡単に言うと「食器用洗剤」と同じくらいの強い洗浄力を持っているんだよ。

そんな強い洗剤で毎日髪をゴシゴシ洗っていたら、カラーの色素なんて一瞬で根こそぎ洗い流されてしまう。それどころか、頭皮の必要な油分まで奪って、乾燥やフケ、大人の髪のうねりの原因にもなるんだ。

じゃあどうすればいいか?カラーの色持ちを良くしたいなら、絶対に「アミノ酸系」の洗浄成分で作られたシャンプーか、「カラーケア専用」のシャンプーを選んでほしい。アミノ酸系のシャンプーはマイルドな洗浄力で、髪に必要な水分やカラーの染料を優しく守りながら、余分な汚れだけを落としてくれる。

「でも、美容室のシャンプーって高いじゃない?」って思うよね。確かに安くはない。でも、せっかく高いお金を払って美容室で綺麗に染めた髪を、数週間で台無しにして、またすぐに染め直すコストと手間を考えたら、どっちが本当にお得だと思う?賢い大人なら、もう答えは分かるよね。

お風呂上がりの5分以内ヘアドライが命運を分ける

お風呂から上がった後、あなたはどう過ごしている?

「暑いからしばらくタオルを頭に巻いたままテレビを見てる」
「スキンケアが忙しいから、髪は自然乾燥でそのうち乾くのを待ってる」

もし心当たりがあるなら、今すぐその習慣を改めてほしい。これも、髪色を急速に退色させる大罪なんだ。

さっきも言ったけれど、髪は「濡れている時」が一番無防備でデリケートな状態。キューティクルが開っぱなしになっているからね。濡れたまま放置している間、髪の中の水分と一緒に、カラーの染料もどんどん空気中に逃げていってしまっているんだ。さらに、濡れた髪同士が擦れ合うことで、キューティクルが傷つき、パサつきや枝毛の原因にもなる。

お風呂から上がったら、何よりも最優先で、5分以内にドライヤーを手に取ってほしい。スキンケアも大事だけれど、髪を濡れたままにしておくデメリットの方が遥かに大きいんだから。

ドライヤーをかける時は、まずは頭皮(根元)からしっかりと風を当てて乾かしていくこと。根元が乾いたら、中間から毛先に向けて、上から下へ、風をキューティクルの流れに沿って当ててあげる。これだけで、キューティクルがきれいに閉じて、ツヤが生まれて、色もしっかりと髪の内部にロックされるんだ。このひと手間で、次の日の朝のまとまり感も劇的に変わるよ。

紫外線は髪の「ブリーチ剤」だと自覚すること

30代から50代の大人世代が意外と忘れているのが、紫外線対策だ。

「顔や体には日焼け止めを一生懸命塗るけれど、髪は何もしていない」という人があまりにも多すぎる。

断言するけれど、紫外線は髪にとって「ブリーチ剤」と同じなんだよ。太陽の光をダイレクトに浴び続けると、髪の中のメラニン色素や、せっかくヘアカラーで入れた染料が紫外線によって破壊されてしまう。だから、外によく出る人の髪は、特に表面や毛先だけが不自然に明るく、パサパサに退色してしまうんだよね。

特に大人世代の髪は、加齢によって髪の内部の密度が低くなっているから、紫外線のダメージをより受けやすくなっている。お出かけ前には、髪用のUVカットスプレーをシューッとひと吹きする習慣をつけてほしい。これだけで、夏の強い日差しはもちろん、一年中降り注ぐ紫外線からお気に入りの髪色を守ることができるからね。

大人世代こそ知っておくべき「ヘアカラーとの付き合い方」

ここまで色持ちを良くするための習慣をお話ししてきたけれど、最後に少し、大人世代のあなたに知っておいてほしい「心の持ち方」について。

30代を過ぎると、白髪が気になり始めたり、髪のハリやコシがなくなってきたりして、ヘアカラーに対する悩みがどんどん深くなっていくよね。「白髪を隠すためだけに、義務感で毎月染めている」という人も多いんじゃないかな。

でもね、ヘアカラーって、自分をより若々しく、そして美しく見せるための「最大の武器」なんだよ。パサついて黄色く退色した髪は、実年齢よりも5歳以上老けて見せてしまう。逆に、しっかりと色味がキープされていて、ツヤのある髪は、それだけであなたを清潔感に満ちた、洗練された大人の女性・男性に見せてくれるんだ。

だからこそ、今回紹介した自宅での小さな新習慣を、面倒くさがらずに楽しんでやってみてほしい。お湯の温度を少し下げる、シャンプーを優しいものに変える、お風呂上がりにすぐ乾かす、出かける前にUVスプレーを振る。どれも1回につき数分もかからない、本当に些細なことばかりでしょう?

でも、この「小さなことの積み重ね」が、1ヶ月後、2ヶ月後のあなたの髪のツヤを作り、周りの人から「いつも髪が綺麗ね、どこの美容室に行ってるの?」って聞かれる未来を作るんだよ。

自分の髪を愛して、手をかけてあげれば、髪は必ずそれに応えてくれるからね。

もちろん、髪質やライフスタイルは人それぞれ違うから、どうしても自分に合うケア方法が分からなくなったら、悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。あなたの髪の状態を一番よく知っているのは、その担当美容師さんなんだからね。

これからも、皆さんの髪の悩みを解決して、毎日が楽しくなるような本音のヘアケア情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!

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