カラーもパーマも諦めない!同日施術でも「驚くほど傷まない」大人のための新常識

こんにちは、現役美容師のKAZUです。

キャリアも気づけば20年を超え、毎日たくさんのお客様の髪と向き合っています。特にこのブログを読んでくれている30代から50代の皆さん、最近こんな風に思っていませんか?

「白髪が気になるからカラーは絶対に欠かせない。でも、ボリュームがなくなってきたからトップにふんわりパーマもかけたい……。だけど、両方一気にやったら髪がチリチリのゴミみたいに傷んじゃうよね?」って。

結論から言いましょう。諦める必要、一切ありません。今の時代、カラーとパーマを同じ日にやっても「驚くほど傷まない」方法がちゃんとあります。ただし、これには絶対的な条件と、大人の髪だからこそ知っておくべき「新常識」があるんです。今日は、巷のヘアカタログやキラキラしたSNSでは絶対に書かれない、僕たちプロの本音を少し辛口でお届けしますね。耳が痛い話もあるかもしれないけれど、全部あなたの髪を美しくするための愛だと思って、最後まで付き合ってください!

「カラーとパーマ、一緒はダメ」って誰が決めた?昭和の常識を引きずっていませんか

そもそも、なぜ「カラーとパーマの同日施術はダメ」というイメージがこれほど強く根付いているのでしょうか。これ、実は昔の法律や、過去の質の悪いお薬(薬剤)の名残りなんです。昭和や平成初期の頃は、お薬のパワーが強すぎて、同じ日にやったら本当に髪がホウキのようになってしまっていました。だから、国も「同じ日にやるのはやめましょう」と決めていたし、美容師も「1週間はあけてくださいね」と口を酸っぱくして言っていたわけです。

でも、今はもう令和ですよ。お薬も技術も、あの頃とは比べものにならないくらい進化しています。それなのに、いまだに「絶対に別々の日にしなきゃダメ!」と思い込んでいるのは、ちょっともったいない。時間は有限です。仕事に家事に忙しい30代〜50代の大人が、カラーのために1日、パーマのためにまた別の日……なんて美容室に何度も通っていられますか? 正直、面倒くさいですよね。同日施術は、忙しいあなたのためにあると言っても過言ではないんです。

なぜ昔は「絶対にダメ」と言われていたのか

昔のお薬は、例えるなら「超強力な洗剤」みたいなものでした。髪の表面にある大事なバリア(キューティクル)を無理やりこじ開けて、中の栄養をゴソゴソに削りながら色を乗せたり、形を変えたりしていたんです。そんな強い刺激を同じ日に2回も与えたら、髪が悲鳴を上げるのは当然ですよね。

それに、以前は法律上の縛りも厳しく、パーマ液とカラー剤の組み合わせに制限がありました。だから、美容師側も「万が一のことを考えて、お断りする」のが正解だったんです。でも、その時代のトラウマを、未だに引きずっている人が多すぎる。まずは「同日施術=絶対に髪がボロボロになる」という古い呪縛から、自分を解き放ってあげてください。

30代を過ぎたら「髪の体力」は坂道を下っている現実

ただ、ここで少し辛口な現実をお伝えしなければなりません。20代の頃の髪は、多少の無理をしても耐えられるだけの「体力(ハリ・コシ・うるおい)」がありました。でも、30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、髪の体力は確実に落ちています。女性ホルモンの変化や、頭皮のエイジングによって、生えてくる髪自体が細く、デリケートになっているんです。

つまり、若い子と同じような感覚で「痛まないから大丈夫でしょ!」と同日施術を甘く見ていると、痛い目を見ます。大人の髪は、とにかく「守りながら攻める」のが鉄則。ここを無視して、ただ安さ重視でサロンを選んだり、無計画に施術を重ねたりすると、取り返しのつかない「チリチリ毛」が完成してしまいます。大人の髪には、大人に合わせた特別なアプローチが必要なんです。

今の美容界はここまで進化した!「傷まない同日施術」のタネ明かし

では、なぜ現代の技術なら、大人のデリケートな髪でも同日施術で「傷まない」を実現できるのでしょうか。その秘密は、お薬の進化と、私たち美容師の「計算力」にあります。ここを少しだけ分かりやすくお話ししますね。専門用語は使わないので、安心して読んでください。

昔のように「力技」で髪を曲げたり染めたりする時代は終わりました。今は、髪をできるだけお休みさせた状態のまま、そっと色を入れ、そっと形を変えることができる優秀なお薬がたくさん開発されているんです。

劇的に優しくなったお薬と美容師の「引き算」の技術

最近の優秀なお薬は、髪の内部を壊さずに隙間に入り込んで作用してくれます。例えば、酸熱トリートメントの成分が混ざったようなお薬や、髪と同じ成分でできた「いたわり処方」のパーマ液など、とにかく髪を傷めないための選択肢が劇的に増えました。

さらに、僕たちプロの技術も進化しています。これまでは「カラーで100のダメージ、パーマで100のダメージ、合計200!」だったものを、お薬のパワーを絶妙にコントロールして「カラーで20、パーマで20、合計40」に抑えるような、まさに「引き算」の施術ができるようになりました。髪にかかる負担を最小限に抑えることで、同日施術なのに、仕上がりの手触りがむしろやる前よりツルツルになる、なんて不思議な現象さえ起こせる時代なんです。

髪に「体力を残す」ケアプロテクトの重要性

同日施術を成功させる最大の鍵は、施術の合間に行う「水分と栄養の補給(プロテクト)」です。ただお薬を塗って流すだけではありません。カラーとパーマの間に、髪に必要な脂質や水分を「これでもか!」というくらい叩き込みます。髪の内部に一時的な「クッション」を作るイメージですね。

このクッションがあるおかげで、次のお薬が髪を攻撃するのを防ぎ、栄養だけを閉じ込めることができます。この「プロテクト処理」をサボる美容師やサロンで同日施術を受けると、100%失敗します。逆に、ここを丁寧に行うサロンであれば、驚くほどしなやかで、ツヤのある仕上がりが手に入るんです。

同日施術を成功させるために、あなたが絶対に守るべき3つの裏ルール

ここまで読んで「じゃあ、さっそく明日近所の美容室でカラーとパーマ両方頼もう!」と思ったあなた。ちょっと待ってください。焦る気持ちは分かりますが、同日施術を大成功させるためには、あなた自身にも絶対に守ってほしいルールが3つあります。ここからは、お客様側にも少し厳しくお伝えしますね。

髪を綺麗にするのは、美容師の技術だけではありません。あなたの「選択」と「お家での行動」が、仕上がりの寿命を大きく左右するんです。

安いサロンの「時短プラン」には絶対に飛びつかないこと

一番やってはいけないのが、クーポンサイトで見つけた「激安・時短カラー&パーマコース」みたいなものに飛びつくことです。辛口で言わせてもらいますが、安さには必ず裏があります。安いということは、それだけ「強い(=安価な)お薬を使って、短い時間で無理やり形にしている」可能性が非常に高いです。さらに、先ほどお話しした「施術の間のプロテクト処理」をカットして時間を短縮していることも多い。

大人の髪の同日施術には、丁寧なカウンセリング、じっくり行うプロテクト、そして髪の状態を細かく見極める時間が必要です。ここに手間暇(とお金)を惜しむサロンに行けば、仕上がりは言わずもがな。大人の髪を扱うなら、安さではなく、技術と信頼でサロンを選んでください。自分の髪への投資をケチっちゃダメですよ。

お家でのシャンプーをケチったら、すべてが台無しになる

美容室でどんなに素晴らしい施術をして、髪がツヤツヤになったとしても、あなたが家で「市販の洗浄力が強すぎるシャンプー」を使っていたら、その努力は一瞬で水の泡になります。特に同日施術をした後の髪は、とても繊細でデリケートな状態です。

市販の安価なシャンプー(裏を見て『ラウレス硫酸〜』などと書いてあるもの)は、食器用洗剤並みの洗浄力があります。せっかく髪の中に入れた栄養も、カラーの色味も、パーマのやわらかい質感も、全部ガシガシ洗い流してしまいます。せめて同日施術をした後の1週間だけでもいいから、美容室で勧められた「髪に優しいシャンプー(アミノ酸系)」を使ってください。これをケチるなら、最初から同日施術は諦めたほうがいい、と本気でお伝えしておきます。

「なんでも思い通りになる」と過信しない、引き際の美学

どれだけ技術が進化しても、髪のダメージレベルによっては「今日は絶対に同日施術はやめておきましょう」と僕らがストップをかけることがあります。例えば、以前にブリーチをしていたり、市販のセルフカラーを繰り返して髪の芯がすっからかんになっている場合などです。

そんな時に「どうしても今日やって!」と無理を言うのは絶対にやめてください。プロが「やめたほうがいい」と言うのは、あなたの髪を本気で守りたいからです。引き際を見極めるのも、大人の美しさ。その日は片方だけにして、髪の体力を回復させるケアを優先する。その心の余裕こそが、結果的に一番早く「美しい髪」を手に入れる近道になります。

大人のための「失敗しない美容室での頼み方」

では、実際に美容室に行って同日施術をお願いする時、どのようにオーダーすれば失敗を防げるのでしょうか。コツは、やりたいヘアスタイルを一方的に伝えるのではなく、自分の「悩み」と「履歴」をすべてさらけ出すことです。

恥ずかしがらずに、今のあなたの髪の状態をありのままに美容師に伝えること。これが、オーダーメイドの施術を成功させる最大の近道になります。

やりたいスタイルではなく「自分の髪の悩み」を全部ぶちまける

「パーマはこうで、カラーはこの色で!」と写真を見せるのも悪くありませんが、それよりも大事なのは「最近、トップがペタンとするのが気になる」「白髪はしっかり染めたいけれど、全体が暗くなるのは嫌」「髪が乾燥して広がりやすい」といった、リアルな悩みを伝えることです。

優秀な美容師であれば、その悩みを聞いた上で「それなら、全体パーマではなく、トップだけに部分パーマをかけましょう。カラーはダメージの少ない全体染めにして、毛先はトリートメントで保護しますね」というように、あなたに最適な『引き算のプラン』を提案してくれます。オーダーは「おまかせ」にするのではなく、悩みの「相談」から始めるのが、大人世代の賢い美容室の賢い使い方です。

最後に:髪が変われば、明日からの自分の笑顔が変わる

いかがでしたでしょうか?「カラーもパーマも、昔ほど怖がる必要はないんだな」と少しでも希望を持っていただけたら嬉しいです。大人世代にとって、髪の印象は見た目年齢を大きく左右します。白髪が綺麗に染まっていて、ふんわりとしたボリュームとツヤがあるだけで、マイナス5歳、いや10歳は若々しく、そして何より自分に自信が持てるようになりますよ。

時間がないから、傷むのが怖いからと、どちらかを妥協してため息をつく毎日はもう終わりにしましょう。信頼できるプロの手を借りれば、あなたの理想はちゃんと叶えられます。

とはいえ、一番大切なのは「あなたの今の髪の状態を、プロの目でしっかり見極めてもらうこと」です。ネットの情報を鵜呑みにしすぎず、まずは信頼できるあなたの担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。あなたの髪のことを一番よく知っている人に、じっくり甘えてみてくださいね。

今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!これからも大人世代の皆さんが「自分史上最高の髪」で毎日を楽しめるような、リアルな情報と本音を発信していきます。また次回のブログでお会いしましょう。よろしくお願いします!

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