そのパサつき、拭き方のせいです。プロが教える「髪が若返る」極上のタオルドライ術

こんにちは、現役美容師のKAZUです。

キャリア20年以上、これまで何万人もの髪を見てきた僕だけど、最近サロンに来る30代から50代のお客さまを見ていて、どうしても言いたいことがあるんだよね。

「最近、髪がパサついてまとまらないの」
「高いトリートメントを使っているのに、全然効果がなくて……」

そうやってため息をつくあなた。ちょっと胸に手を当てて考えてみてほしい。
お風呂上がり、お気に入りの高級シャンプーで洗った後、その大切な髪を「雑巾」みたいに扱っていませんか?

ハッキリ言います。その髪のパサつき、毎日の「拭き方」が原因です!
いくら高級なヘアケアアイテムを使っても、乾かし方の前段階、つまり「タオルドライ」が雑だったら全部台無し。ドブにお金を捨てているようなものなんだよね。
今回は、髪が劇的に若返るプロ直伝の「極上のタオルドライ術」を、少し辛口で、でも愛を込めて徹底的に伝授します。今日からすぐ実践して、ツヤ髪を取り戻そうね!

なぜあなたの髪はパサつくのか?犯人は「毎日のタオルドライ」

まず、なんでタオルドライがそんなに大事なのかって話から始めようか。
髪の表面は「キューティクル」っていう、ウロコみたいなもので覆われているのは聞いたことがあるよね。このキューティクルが、髪の内側の水分や栄養を守ってくれているんだ。

でね、ここが超重要なんだけど、髪って「濡れているときが一番無防備で弱い」の。
水に濡れると、キューティクルが柔らかくなってパカッと開く。例えるなら、サウナに入って毛穴が全開になっているような状態。このとき、髪はちょっとの摩擦でも簡単に傷ついて、剥がれ落ちちゃうんだよね。

そんな無防備な状態の髪を、お風呂上がりに「早く乾かしたいから」って、タオルでゴシゴシガシガシ往復させて拭いていない?
それをやるたびに、あなたの髪のキューティクルはボロボロに剥がれ落ちている。そりゃあ、いくら高い美容液をつけても、水分をキープする壁(キューティクル)が壊れているんだから、全部外に逃げてパサパサになるに決まってるじゃない?

髪を乾かすプロセスの主役はドライヤーだと思われがちだけど、実はその前の「タオルドライ」こそが、美髪の運命を握る裏の主役なんだよ。

あなたもやってる?絶対にやってはいけないNGな拭き方

まずは、みんなが無意識にやってしまっている「NGな拭き方」を暴露するよ。もし一つでも当てはまっていたら、今日から即刻やめてね!

雑巾絞りのように髪をねじって絞る

ロングヘアの人に多いんだけど、お風呂から上がるときに、髪の水分を絞ろうとして「ギュッ!」ってねじって絞ってない?
これ、髪にとっては拷問以外の何物でもないからね。濡れてゴムのように伸びやすくなっている髪をねじる行為は、髪の繊維を引きちぎっているのと同じ。枝毛や切れ毛の最大の原因はこれだよ。

爪を立てて頭皮をごしごしこする

「頭皮の水分を拭き取らなきゃ!」と焦るあまり、タオル越しに爪を立ててガシガシと激しくこするのも大NG。
頭皮は顔の皮膚とつながっている、とてもデリケートな場所。爪を立ててこすると頭皮が傷ついて、フケや乾燥、最悪の場合は抜け毛の原因になっちゃう。髪の根元をゴシゴシすると、生えてきたばかりのピチピチな短い髪(アホ毛の原因)も傷んでチリチリになっちゃうんだよね。

タオルを巻いたまま何時間も放置する

これ、お母さん世代や忙しいママさんに本当に多い!
お風呂から上がって、スキンケアしたり、家事をしたり、テレビを見たり……気づいたら頭にタオルを巻いたまま1時間経ってた、なんてことない?
これね、美容師から言わせれば「雑菌を頭の上で繁殖させています」って言っているようなもの。湿った温かいタオルの中は、雑菌にとって天国。頭皮が臭う原因になるし、髪が自然乾燥し始めて水分がどんどん蒸発し、砂漠のようにカラカラになっちゃう。タオルを巻いて放置していいのは、せいぜい「10分」が限界だよ。

髪が10歳若返る!プロが教える「極上のタオルドライ術」

さあ、ここからが本題。
髪をパサつかせず、むしろ拭く段階からうるおいを仕込む「極上のタオルドライ術」を3ステップで解説するよ。今日からお風呂上がりに実践してみてね。

まずは手で優しく「水気をきる」

お風呂から上がる前に、まず浴室の中でできることがある。
いきなりタオルを頭に当てるんじゃなくて、まずは手を使って優しく髪の水気をきろう。
やり方は簡単。髪をいくつかの束に分けて、根元から毛先に向かって、手のひらで優しく握るようにして水滴を落とすだけ。イメージとしては、高級なお豆腐の水分を優しく絞る感じ。絶対にねじっちゃダメだよ。これだけで、タオルが吸い取るべき水分の半分くらいは落とせるからね。

頭皮は「包み込んで優しくプレス」

浴室から出たら、いよいよタオルの出番。
まずは頭皮から。ここでの合言葉は「こすらない」こと。
タオルを頭全体にふわっと被せたら、両手のひらで頭全体を包み込むようにして、地肌の水分をタオルに「吸わせる」イメージで優しくプレスして。指の腹を使って、トントンと軽く叩くようにして水分をタオルに移動させるのも効果的。頭皮がしっかり乾くベースをここで作るんだよ。

毛先は「タオルで挟んで優しくポンポン」

頭皮が拭けたら、次は中間から毛先。
ここも絶対にこすり合わせちゃダメ。髪をタオルの間に優しく挟んで、手のひらで挟み込むように「ポンポン」と優しく叩く。
水滴が滴り落ちなくなるまで、優しくプレスを繰り返して。髪の水分をタオルにじわーっと移行させるイメージだね。この段階で、髪が「しっとり、でもポタポタ垂れない」状態になっていれば完璧だよ。

タオル選びも超重要!髪を傷つけないタオルの条件

拭き方がマスターできたら、道具(タオル)にもこだわってほしいんだよね。
どんなに優しい拭き方をしても、使っているタオルが「ガサガサに乾いた10年モノのゴワゴワタオル」だったら、それだけで髪は摩擦ダメージを受けちゃうから。

理想は、とにかく「吸水性が高くて、肌触りが柔らかいタオル」を使うこと。
最近は「ヘアドライ専用」として売られているマイクロファイバーのタオルや、厚手のオーガニックコットンタオルがたくさんあるじゃない? ああいうのを2枚くらい持っておくと、本当に世界が変わるよ。
吸水性が高いタオルを使うと、髪にタオルをポンポンと当てるだけで、一瞬で水分を吸い取ってくれる。結果として、髪に触る回数(=摩擦の回数)が劇的に減るから、髪が全然傷まなくなるんだよね。

あと、ちょっと細かいアドバイスだけど、タオルを洗うときに柔軟剤を使いすぎるのは逆効果。柔軟剤を入れすぎると、タオルの表面が油分でコーティングされて、逆に水分を吸わなくなっちゃうんだ。ヘアケア用のタオルは、柔軟剤控えめでふわふわに洗うのがプロのこだわりだよ。

タオルドライ後の「黄金の5分」が未来の美髪を作る

さあ、極上のタオルドライが終わったら、ここからが美髪への最終仕上げ。
タオルドライが終わった瞬間から、髪の乾燥は始まっているんだ。
タオルを外したら、すぐに「アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)」をつけてね。水分が適度に残っている状態でつけるからこそ、トリートメントの成分が髪全体に均一に馴染むんだよ。

オイルタイプでもミルクタイプでもいいけれど、30代を過ぎて髪のパサつきや細さが気になり始めたら、保水力の高いミルクタイプを全体につけてから、毛先に少しだけオイルを重ねる「ダブル使い」が僕のイチオシ。
そして、トリートメントをつけたら、目の粗いコーム(クシ)で優しく一度だけとかして、髪一本一本に成分を行き渡らせること。これをするだけで、仕上がりのまとまり感が2倍は変わるからね。

ここまで準備ができたら、間髪入れずにドライヤーで根元から乾かしていく。タオルドライが完璧にできていれば、ドライヤーをあてる時間も今までの半分近くに短縮されているはず。熱によるダメージも防げて、まさに一石二鳥なんだよね。

毎日のお手入れを優しさに変えるだけで、髪は必ず応えてくれる

どうだった?
今までよかれと思ってやっていたことや、面倒だからと適当に済ませていたタオルドライが、実は髪の年齢を老けさせる最大の原因だったって気づいてもらえたかな。

髪ってね、あなたの扱い方をそっくりそのまま映し出す鏡なんだよ。
雑に扱えばパサパサのガサガサになるし、赤ちゃんを扱うように優しく、労わってあげれば、何歳からでもツヤとハリのある美しい髪に応えてくれる。

高級なトリートメントを買う前に、まずは今日のお風呂上がりから、この「極上のタオルドライ術」を試してみて。1週間続けるだけで、朝起きたときの髪の手触り、まとまり具合が劇的に変わるのを実感できるはずだからね。

もちろん、髪のクセやダメージの度合いによって、ベストなケア方法は一人ひとり少しずつ違います。
もし、「私の髪質にはどんなケアが合うのかな?」と本格的に悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。あなたの髪の歴史を知っているプロのアドバイスこそ、最大の近道ですからね。

これからもみんなの髪がもっと美しく、毎日が楽しくなるような本音のヘアケア情報を発信していきます。
読者様にこれからも見ていただけるように、頑張ってタメになる記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いします!

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