こんにちは、現役美容師のKAZUです。
キャリア20年以上、これまで何万人もの髪を触ってきた僕だけど、カウンセリングの時にいっつも思うことがあるんだよね。「みんな、髪の乾かし方、雑すぎ!」って(笑)。
特に30代から50代にかけては、女性も男性もホルモンバランスの変化やエイジングで、髪の水分量がガクッと減る時期。それなのに、20代の頃と同じように、あるいは「乾けばいいや」って適当にドライヤーを当てている人が多すぎる。はっきり言うけど、それ、自分で自分の髪を「パサパサのほうき」に育ててるようなものだからね。
高いトリートメントや高級なシャンプーを買う前に、まずは毎日の「乾かし方」を見直してほしい。乾かし方ひとつで、あなたの髪は見違えるようなツヤ髪に生まれ変わる。今回は、9割の人が間違っているブローの真実と、プロが自宅で実践している「正しいツヤ髪ブロー」のすべてを、ちょっと辛口に、でも愛を込めて徹底解説していくよ。
なぜあなたの髪は乾かすたびにパサつくのか
「毎日ちゃんとドライヤーで乾かしているのに、どうしても髪が広がるし、パサパサするんです」
僕のサロンに来るお客さまからも、毎日のようにこんな相談を受ける。みんな、必死にヘアケアを頑張っているんだよね。でもね、乾かした後にパサつくのは、あなたの髪質だけのせいじゃない。日々の「乾かし方のエラー」が原因なんだ。
高級なシャンプーやトリートメントを無駄にするNGな乾かし方
美容室で数千円、数万円するトリートメントをして、家でもサロン専売のシャンプーを使っている。それなのに髪がパサつくなら、ブローの段階で髪の「キューティクル」を自ら破壊している可能性が大だよ。
一番やっちゃいけないのが、ドライヤーの風を「下から上」に向かって当てること。これ、心当たりない?根元を立ち上げようとして、あるいは早く乾かしたいからって、下からブォーっと風を当ててガシガシ乾かすやつ。これね、髪のウロコ(キューティクル)を無理やりめくり上げている状態なんだよね。そりゃあ、ツヤなんて出るわけがないし、髪の中の水分がどんどん逃げてパサパサになるのも当然なんだ。
自然乾燥は髪の自死行為だと知ってほしい
「お風呂上がりは暑いから、半分くらい自然乾燥させてからドライヤーをかけます」
これ、今すぐやめて!本当に、髪に対する「自死行為」だから。髪は濡れているとき、キューティクルが開いていて、一番無防備で傷つきやすい状態になっている。その状態で放置すると、髪に必要な水分や栄養がどんどん蒸発していくだけじゃなく、頭皮に雑菌が繁殖して、イヤなニオイや抜け毛、うねりの原因にもなるんだ。お風呂から上がったら、1秒でも早く乾かす。これがツヤ髪への絶対条件だよ。
プロが教えるツヤ髪ブローの基本ステップ
じゃあ、どうやって乾かせば、あのサロン帰りのような「天使の輪」ができるのか。特別な技術はいらない。今日から誰でもできる、正しいステップを教えるね。
タオルドライで勝負の八割は決まる
まず、ドライヤーを握る前の段階。ここで勝負の8割は決まっていると言っても過言じゃない。多くの人は、タオルで頭をガシガシ、ゴシゴシと力任せに拭いている。これは髪の表面を傷つける最大の原因。濡れた髪は、さっきも言った通りすごくデリケートなんだ。
正しいタオルドライは、頭皮の水分を指の腹で優しく揉み込むように拭き取り、中間から毛先にかけては、タオルで髪を挟んで「ポンポン」と優しくプレスして水分を吸い込ませること。摩擦は絶対にNG。水分が滴り落ちないくらいまで、タオルにしっかり吸わせるのがポイントだよ。ここで水分をちゃんと取っておけば、ドライヤーを当てる時間も短縮できて、熱ダメージも減らせるから一石二鳥なんだよね。
ドライヤーの風を当てる向きが命
さあ、いよいよドライヤーの出番。ここで一番大切なのは、ドライヤーを持つ位置と、風を当てる角度。もうこれだけ覚えて帰ってほしいくらい大事。
正解は、「斜め上から毛先に向かって、45度の角度で風を当てる」こと。
髪のキューティクルは、根元から毛先に向かって、ウロコ状に重なり合っている。だから、そのウロコの流れに沿って、上から下へ風を当ててあげることで、キューティクルがきれいに整って閉じるんだ。これがツヤの正体。ドライヤーを左右に激しく振るのも、風が散乱してキューティクルが乱れるからダメ。ドライヤーは頭より高い位置に掲げて、風を上から下へ、優しく「なでおろす」イメージで当てていこう。
乾かす順番は、まず「乾きにくい襟足や耳の後ろの根元」から。根元が8割くらい乾いたら、徐々に中間、毛先へと風を送っていく。毛先は放っておいても勝手に乾くから、最初から毛先にばかり風を当てないように注意してね。
冷風仕上げでツヤのキューティクルをロックする
髪が全体的に9割くらい乾いたら、ここでほとんどの人がドライヤーのスイッチを切っちゃう。でもね、カリスマ美容師から言わせれば、これは映画をクライマックスの直前で観るのをやめるようなもの。一番おいしいところを逃してるんだよ。
仕上げにやるべきことは、ドライヤーを「冷風(COOL)」に切り替えて、髪全体に上から下へ風を当てること。これを1分から2分やるだけで、仕上がりが劇的に変わる。
髪の毛(タンパク質)は、熱を加えると柔らかくなり、冷やすと固まるという性質がある。温風で整えたキューティクルを、冷風でキュッと引き締めてロックしてあげるんだ。これで、湿気にも強い、崩れにくいツヤ髪が完成する。手触りもサラッサラになるから、騙されたと思って絶対にやってみて!
三十代から五十代が陥りがちなブローの勘違い
大人の髪には、若い頃にはなかった「エイジング毛(うねりや細毛)」が混ざり合っている。だからこそ、昔と同じやり方や、ネットの情報を鵜呑みにしたケアでは逆効果になることがあるんだ。
ヘアオイルをつけるタイミング、間違っていませんか?
「パサつくから、乾かす前にオイルをたっぷり塗ってます!」というあなた。それ、ちょっと待って。
ヘアオイルは確かに優秀なアイテムだけど、水分がビショビショに残った髪にオイルを塗っても、油分が水を弾いてしまって、髪の内部に馴染まないんだよね。しかも、オイルの量が多すぎると、ドライヤーの熱でオイルが「酸化」して、逆に髪をごわつかせる原因になることもある。
正しいタイミングは、タオルドライをしっかりした後、髪が湿っている状態で「中間から毛先」に、薄く均一に馴染ませること。根元には絶対につけないでね。ペタンコ髪の原因になるから。そして、ブローが終わった後の仕上げに、もう一度だけ、手のひらに薄く伸ばしたオイル(あるいはバーム)を表面にサッと撫でつけるように塗る。この「ダブル使い」が、大人世代の広がりを抑えるベストな方法だよ。
マイナスイオンドライヤーへの過度な期待
「高いドライヤーを使っているから、適当に乾かしても大丈夫!」なんて思っていない?
最近のドライヤーは本当に優秀で、マイナスイオンや独自の技術で髪の水分量を保ってくれるものがたくさんある。それは素晴らしいことだし、良いドライヤーを使うに越したことはないよ。でもね、どんなに数万円する高級ドライヤーを使っていようが、下から風を当てたり、濡れたまま放置したりしていたら、その効果は台無しなんだ。
高級な美顔器を使っても、クレンジングをサボってたら意味がないのと同じ。道具に頼る前に、まずは自分の「手の動かし方(技術)」をアップデートすることが、何よりもコスパが良い美髪への近道なんだよね。
今日からできる!マイナス五歳のツヤ髪習慣
ここまで読んでくれた勉強熱心なあなたに、明日からすぐに実践できる、ちょっとした美髪のコツを伝授するね。
ブローの途中で、手ぐしや目の粗いコーム(クシ)で、髪を軽く引っ張るようにしながら風を当ててみてほしい。ほんの少しテンション(張力)をかけることで、大人特有の「うねり」が伸びて、光をきれいに反射するようになるんだ。これをやるだけで、見た目の年齢がマイナス5歳、いや、10歳は若返るよ。髪にツヤがあるだけで、上品で、清潔感があって、ちゃんとお手入れをされている素敵な人、という印象を周囲に与えることができるんだよね。
めんどくさい、と思うかもしれない。でもね、毎日のシャンプー後のブローなんて、せいぜい10分か15分のこと。その短い時間を「髪を労わる時間」に変えるだけで、翌朝のスタイリングが劇的に楽になるし、何より鏡を見るのが楽しくなる。自分を大切にするって、そういう小さな習慣の積み重ねなんだと思うよ。
まとめ:髪が変われば、人生の自信が変わる
さて、今回は「ツヤ髪ブロー」の正しい乾かし方について、ちょっと厳しく、でも本音で語らせてもらいました。
髪は、顔の額縁。どんなに素敵なメイクをして、おしゃれな服を着ていても、額縁である髪がパサパサだと、それだけで疲れて見えたり、老けて見えたりしてしまう。逆に言えば、髪さえツヤツヤで美しければ、シンプルな服を着ていても、それだけで最高に輝いて見えるんだ。
今日紹介した、タオルドライの優しさ、ドライヤーの風の向き、そして最後の冷風仕上げ。どれも今夜のお風呂上がりからすぐにできることばかり。ぜひ、あなたの髪でその違いを実感してみてほしいな。
ただ、髪の状態やクセの種類、骨格などは人それぞれ。もし「どうしても自分でうまくできない」「私の髪質に合う乾かし方をもっと詳しく知りたい」という悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。プロはあなたの髪の歴史を知っているし、一番の味方だからね。きっと、あなたにぴったりのアドバイスをくれるはずです。
これからも、皆さんの髪の悩みに寄り添い、本当に役立つプロの情報を発信していきます。読者様にこれからも見ていただけるように、頑張ってブログを更新していきますので、どうぞよろしくお願いします!
最後まで読んでくれてありがとう。あなたの髪が、もっともっと美しく輝きますように!

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