こんにちは、現役美容師のKAZUです。
キャリア20年、毎日たくさんのお客様の髪を触らせてもらっています。その中で、30代から50代の大人世代のお客様から、本当に本当によく相談される悩みがあるんだよね。それがこれ。
「仕事でどうしても毎日髪を結ばなきゃいけないんだけど、夕方外すとくっきりゴムの跡がついちゃう。しかも、髪がどんどん細くなって、抜け毛も増えた気がするんです……」
うん、耳が痛い人も多いんじゃない?
ぶっちゃけて言わせてもらうね。毎日、普通の黒い細ゴムできつーく髪を結んでいるあなた。それ、髪と頭皮にとっては「毎日軽い拷問を受けている」のと同じ状態だからね!
髪のツヤがなくなってきた、切れ毛が増えた、うねりが強くなった……それ、年齢のせいだけじゃないよ。毎日の「結び方」と「ヘアゴム選び」が原因かもしれない。でも、安心して。仕事で結ばなきゃいけないルールは変えられなくても、結ぶ「道具」と「技術」を変えれば、髪へのダメージは劇的に減らせるから。
今回は、髪のプロである僕が、大人世代の髪を守る「跡がつかないシュシュ」の選び方と、髪を傷めないプロの結び方を徹底的に伝授します。最後までしっかり読んで、今日から実践してみてね!
そもそもなぜ髪に結び跡がついてしまうのか
まずは、敵を知ることから始めよう。そもそも、なんで髪をゴムで結ぶと、あの頑固な「うねり跡」がついちゃうと思う?
髪の毛ってね、実はすごく繊細なガラス細工みたいなものなんだ。特に30代を過ぎてくると、髪の内部の水分やタンパク質が減って、外側からの圧力に対してめちゃくちゃ弱くなる。そこに、細くて伸縮性の強いゴムでギュッと圧力をかける。すると、髪の断面が押し潰されて、その形のままキープされちゃうんだよね。これが「結び跡」の正体。
さらに最悪なのが、濡れた髪や、生乾きの状態で結ぶこと。髪は水分を含むと結合が切れて柔らかくなり、乾くときにその形で再結合する性質がある。つまり、生乾きで結ぶのは「ヘアアイロンで変なクセをつけて固定している」のと全く同じなんだよ。心当たりがある人、今すぐやめてね?
そしてもう一つ、僕がプロとして見過ごせないのが「引っ張りハゲ(牽引性脱毛症)」のリスク。毎日同じ位置できつく結んでいると、髪の根元と頭皮にずっと強いテンション(引っ張る力)がかかり続ける。これが原因で、おでこの生え際や分け目がどんどん薄くなっていくんだ。恐ろしいよね。だからこそ、圧力を分散させてくれる「結び方」と「アイテム」が必要不可欠なんだよ。
美容師が本気で推薦する跡がつかないシュシュの条件
じゃあ、どんなものを使えばいいのか。100円ショップで買った適当な黒ゴムは今すぐゴミ箱にポイして、今日から「シュシュ」に変えよう。ただし、何でもいいわけじゃない。大人の髪をいたわるための「3つの絶対条件」があるんだ。
素材はシルクかサテンの一択
まず、一番大事なのは「素材」だよ。化学繊維のごわごわしたポリエステルや、摩擦の強いコットン素材は避けてほしい。なぜなら、結ぶときや外すときに、髪の表面のキューティクルをザラザラと削り取ってしまうから。
僕が圧倒的におすすめするのは「シルク(絹)」、予算的に難しければ質の良い「サテン」素材だね。シルクは人間の肌や髪と同じタンパク質でできているから、摩擦が驚くほど少ない。するんと滑るように外せるから、摩擦による切れ毛やうねりを防いでくれるんだ。見た目の上品なツヤ感も、30代以上の大人女性のオフィススタイルにぴったりだしね。
中のゴムが太い、またはスプリング状になっているもの
「シュシュって、すぐ緩んで落ちてきちゃうから仕事にならない!」って言う人がいるんだけど、それは選び方が間違っている証拠。シュシュの内部を意識して選んだこと、ある?
外側の生地がいくらシルクでも、中のゴムが細くてキツいものだと意味がない。中に入っているゴムが「平ゴム」のように幅広のもの、あるいは、電話のコードみたいにうねうねした「スプリングヘアゴム」が内蔵されているものを選んでほしい。圧力が一点に集中せず、広い面で分散されるから、しっかり留まるのに跡がつかないんだ。最近は、スプリングゴムにシルクの生地を被せた「進化系シュシュ」もたくさん出ているから、ぜひ探してみて。
大人の髪に馴染む上品なサイズ感とシックな色味
これはヘアケアの観点というより、大人のマナーとしての辛口アドバイスね。たまに、オフィスなのに中学生がつけるような、大きくてパステルカラーのひらひらしたシュシュをつけている人を見かけるけれど……ぶっちゃけ、ちょっと痛い印象を与えかねない。
30代〜50代の大人が仕事で使うなら、直径は小さめから中くらいの、ボリュームが抑えられたもの。色はネイビー、チャコールグレー、モカブラウン、ベージュ、ブラックといった、髪色に馴染むシックなスキンカラーやアースカラーを選ぶこと。これが、仕事ができる大人の「品格」ってやつだよ。
プロ直伝!髪が傷まない・跡がつかない結び方のテクニック
良いシュシュを手に入れたら、次は「結び方」だ。どんなに良い道具を使っても、結び方がガサツだったら台無しだからね。プロがサロンワークでも実践している、髪をいたわりながら崩れない結び方を教えるよ。
結ぶ前のブラッシングとベースメイクが命
いきなり手ぐしでグワッとまとめて結んでない? それ、摩擦で髪をちぎっているようなものだよ。
まずは目の粗いコームや、クッションブラシで優しく髪の絡まりをとかして。髪の流れを整えるだけで、結んだときの圧力が均等に分散されるから、これだけで跡がつきにくくなる。そして、結ぶ前にほんの少しだけ「ヘアオイル」か「軽めのヘアバーム」を手のひらに伸ばして、髪全体に馴染ませておくこと。これが髪のクッション(保護膜)になって、ゴムの摩擦から守ってくれるし、適度なまとまり感が出るから、きつく結ばなくてもバラバラ落ちてこなくなるんだ。このひと手間を惜しまないでほしいな。
結ぶ位置は耳の高さ以下が鉄則
ポニーテールを頭のてっぺんや、高い位置で作るのが許されるのは20代前半まで、と言ったら言い過ぎ? でもね、高い位置で結ぶと、重力で髪が下に引っ張られるから、頭皮への負担が何倍にもなるんだ。これが頭痛や肩こり、そして抜け毛の原因になる。
大人の結び位置は「耳の高さ」か、それより下の「盆の窪(首の後ろのくぼみ)」あたり。このローポジションで結ぶのが、頭皮に最も負担がかからず、かつ知性的で落ち着いた印象を与えられるベストポジションなんだ。
ねじりを加えて圧力を分散させるプロの裏ワザ
普通に髪をまとめてシュシュを通すだけでもいいんだけど、もっと跡をつけたくない、かつオシャレに見せたいなら、この方法を試してみて。
髪を後ろで一つにまとめたら、その束をぐるぐると2〜3回、軽く「ねじって」から、その根元をシュシュで留めるんだ。こうすることで、髪の毛同士が重なり合って太い束になるから、シュシュの圧力が直接髪の1本1本にかからなくなる。しかも、外したときには変な折れクセではなく、コテで巻いたような「ゆるいニュアンスのウェーブ」になるから、仕事帰りに髪を下ろしたときもすごく可愛いよ。一石二鳥でしょ?
もし仕事終わりに跡がついてしまったときのリセット術
どれだけ気をつけていても、その日の髪のコンディション(湿度が高い日など)によっては、どうしても少し跡が残っちゃうこともあるよね。「これからデートなのに!」「友達とご飯なのに、このうねりじゃ下ろせない……」って絶望する必要はなし。現役美容師が現場でも使う、1分でできるリセット術を伝授するよ。
一番手っ取り早いのは、携帯用の「ヘアミスト」か「水」を、結び跡がついた部分の根元から軽く吹きかけること。先述した通り、髪は濡れると結合が解ける。濡らした状態で、手ぐしで髪を下に引っ張りながら、ドライヤー(なければオフィスのハンドドライヤーの風や、自然乾燥でもOK)で乾かす。これだけで、嘘みたいにするんと元通りになるよ。
もし水が使えない状況なら、持ち運び用のミニヘアアイロンをバッグに忍ばせておくのも手だね。でも、もっと簡単なのは、最初から「ねじって結ぶ方法」をしておくこと。そうすれば、外したときにできるのは「上品なウェーブ」だから、そこに軽くヘアオイルを揉み込むだけで、こなれ感のある「おしゃ髪スタイル」にチェンジできる。隠そうとするんじゃなくて、跡をデザインに変えちゃうのが、大人のスマートなヘアケアだよ。
まとめとお手入れのすすめ
毎日お仕事を頑張っているあなた。自分の髪を、ついつい後回しにして適当に扱っていなかったかな?
「たかがヘアゴム」「たかが結び方」って思うかもしれないけれど、その「たかが」の積み重ねが、5年後、10年後のあなたの髪の美しさを決めるんだ。今日紹介したシルクのシュシュに変えて、優しい結び方を意識するだけで、髪のツヤも頭皮の健康も劇的に変わる。自分の髪を愛して、労わってあげられるのは、あなた自身しかいないんだからね。
ちなみに、シルクのシュシュは皮脂やヘアオイルを吸いやすいから、週に一度はぬるま湯でおしゃれ着洗剤を使って優しく手洗いしてあげてね。清潔なヘアアクセサリーを使うことも、美髪への第一歩だよ。
もちろん、髪の長さや量、クセの強さは人それぞれ違うから、今回の方法をベースにしながら、自分にぴったりのバランスを見つけるのがベスト。もし、「どうしても上手く結べない」「自分の髪質に合うシュシュがわからない」といった悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。あなたの髪質を一番よく知っているプロだから、きっと目からウロコのアドバイスをくれるはずです。
これからも、大人の髪の悩みに寄り添った、ためになる本音のヘアケア情報をたくさん発信していきます。読者様にこれからも見ていただけるように、頑張って書いていきますので、どうぞよろしくお願いします!
最後まで読んでくれてありがとう。髪を労わって、今日も素敵な一日を過ごしてね。KAZUでした!

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