実はそのアッシュが老け見えの原因?40代の顔色を暗くするNGカラーと本当に若返る髪色の選び方

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こんにちは、現役美容師のKAZUです。早いもので美容師としてのキャリアも20年を超えました。これまで何万人もの髪に触れ、30代から50代の大人の髪の悩みにトコトン寄り添ってきました。

そんな僕が、日々サロンワークをしていて「あぁ、これは本当にもったいないな……」と心の中でため息をついてしまう瞬間があります。それが、大人の女性(そして男性も)の「とりあえずアッシュで!」というヘアカラーのオーダーです。

「アッシュにすれば赤みが消えてオシャレに見える」「外国人風の透明感が出る」って、いまだに信じ込んでいませんか?ハッキリ言います。そのアッシュ、今のあなたの肌を10歳老けさせて見せている原因かもしれませんよ。今回は、40代以降の大人世代が陥りがちな「NGヘアカラー」と、肌をパッと明るく見せて本当に若返る「マイナス5歳を叶える髪色」について、プロの本音でズバッとお話ししていきますね。

なぜ若い頃に似合っていたアッシュが突然似合わなくなるのか

「20代や30代前半の頃は、アッシュ系やグレー系のカラーがすごくしっくりきていたのに、最近なんだか顔色が悪く見える……」そんなふうに感じたことはありませんか?

結論から言うと、それはあなたの肌の「変化」が原因です。悲しいけれど、年齢を重ねるごとに私たちの肌は、弾力を失うだけでなく、血色感が減って「黄色くくすむ」傾向にあります。ここにアッシュの罠があるんです。

アッシュが持つ色の正体を知っていますか

アッシュ(Ash)とは、英語で「灰」という意味です。ヘアカラーにおけるアッシュは、主に「青」や「青紫」、「グレー」をベースに作られています。つまり、青みを含んだクールな色味なんです。

若い頃の、ハリがあって血色の良い桃色のような肌には、この青みのあるアッシュが最高の引き立て役になります。赤みを抑えて、透明感をプラスしてくれるからオシャレに仕上がるわけです。

ですが、40代を過ぎて血色感が黄色〜茶色っぽく変化した大人の肌に、青やグレーのフィルターを重ねたらどうなると思いますか?黄色と青が混ざると、くすんだ緑や土色になりますよね。そう、顔全体が暗く、お疲れモードに見えてしまうんです。これが「アッシュによる老け見え」のメカニズムです。決してあなたの顔立ちが衰えたわけではなく、単に「肌のベースカラー」と「髪色」の相性が最悪になってしまっているだけなんですよ。

実はこれも大NG!40代を急激に老けさせる3つの危険な髪色

アッシュの他にも、大人の肌色を暗く沈ませたり、清潔感を損なわせたりするNGカラーがあります。心当たりがないか、鏡を見ながらチェックしてみてくださいね。

ただ白髪を隠すためだけの真っ黒な暗髪

「白髪が気になるから、とりあえず一番暗い色でしっかり染めてください!」というオーダー。これも現場で本当によく見かけますが、実はかなり危険です。

不自然に真っ黒な髪色は、顔の輪郭や目元、口元に「強い影」を作ります。その結果、目元のクマやほうれい線、おでこのシワがくっきりと強調されてしまうんです。さらに、生え際の白髪が伸びてきたときに、黒と白のコントラストがハッキリしすぎて、数週間で「白髪がものすごく目立つ」という悪循環に陥ります。大人の暗髪は、ある程度の「抜け感」と「柔らかさ」が絶対に必要です。

ハイトーンすぎるパサパサの黄色い金髪

「白髪をぼかすためにハイトーンが良いって聞いたから」と、かなり明るめのベージュやゴールド系にしている方も増えています。確かに白髪は目立ちにくくなりますが、一歩間違えると「下品でパサついた印象」になってしまいます。

40代以降の髪は、女性ホルモンの減少などによって水分保持力が落ち、ただでさえ乾燥しやすくなっています。そこにツヤのないギラギラした黄色いハイトーンを乗せてしまうと、髪全体が「傷んで傷みきったホウキ」のように見えてしまうんです。大人世代に必要なのは「品」と「ツヤ」。品格のないハイトーンは、一気に生活感と年齢を感じさせてしまうので要注意です。

赤みが強すぎるギラギラのレッド・オレンジ

「顔色を良く見せたいから赤系にしよう!」と思うのは素晴らしい着眼点なのですが、やりすぎは禁物です。ヴィヴィッドすぎる赤や、退色してオレンジ色に傾いた髪色は、大人の肌の「シミ」や「赤ら顔」をかえって目立たせてしまいます。

大人の赤みカラーは、マイルドで深みのある上品な色設計が不可欠です。ただの原色に近い赤やオレンジは、昭和っぽい古臭い印象を与えてしまう原因にもなります。

本当に若返る!40代の顔色を1トーン明るくする神カラー

じゃあ、一体どんな髪色にすればいいの?と思いますよね。お任せください。ここからは、大人の肌に血色感と驚くほどのツヤを与え、劇的に若返らせるおすすめの「神カラー」をご紹介します。

肌に溶け込む極上のツヤを放つココアブラウン

僕が大人世代のお客様に真っ先におすすめするのが、ほんのりピンクやバイオレットを含んだ「ココアブラウン」や「モカブラウン」です。

この色味の素晴らしいところは、肌のくすみを一瞬で打ち消してくれる点にあります。ピンクやバイオレットの持つ温かみが、お肌に「内側から上気したような健康的な血色感」をプラスしてくれるんです。さらに、ブラウンベースなので色持ちが良く、パサつきがちな大人の髪にうるおいに満ちた「極上のツヤ」を与えてくれます。落ち着いた上品さもあるので、どんなお仕事やファッションにもマッチする万能カラーです。

柔らかさと上品さを両立するシナモンベージュ

「どうしても重い印象にしたくない」「少し明るめの柔らかい雰囲気が好き」という方には、ほんのり暖色を感じる「シナモンベージュ」や「ミルクティーベージュ」がおすすめです。

アッシュのような冷たい寒色ではなく、少し温かみのあるベージュを使うことで、大人の肌をふんわりと優しく見せてくれます。髪を柔らかく、軽く見せる効果も抜群なので、髪のボリューム不足に悩む方にもぴったりです。白髪を自然にぼかす効果も高いので、オシャレを楽しみながら白髪ケアをしたい方にイチオシですね。

赤みを抑えつつもくすまないシフォンオリーブ

「それでもやっぱり、赤みやオレンジっぽさが大嫌いだから、寒色系にしたい!」という頑固なアッシュ派のあなた。諦めなくて大丈夫です。そんな時は「シフォンオリーブ」や「カーキベージュ」を選んでください。

青みの強いアッシュではなく、緑み(イエローベース)を含んだオリーブ系にすることで、肌のくすみを回避しながら、嫌な赤みをしっかり消し去ることができます。透明感はキープしつつ、肌なじみが良いので、大人ならではの「ヘルシーで知的なこなれ感」を演出できますよ。

美容室で失敗しないための上手なオーダーのコツ

良い色味が分かっても、それを美容師さんに上手く伝えられないと意味がないですよね。現場でカウンセリングをしていて、「こう言ってくれれば、もっと可愛くできたのに!」と思うポイントを伝授します。

「アッシュにしてください」は今日から封印する

まず、なんとなく口にしてしまう「アッシュ」という言葉を封印しましょう。その代わりに、次のように伝えてみてください。

「顔色がパッと明るく見えて、肌に血色感が出るような色にしたいです。でも、赤みが強すぎるのは嫌なんです」

このように、「お肌の悩み」と「仕上がりのイメージ」、そして「嫌いな色(避けてほしいこと)」を伝えてもらえると、美容師側はプロとしての知識をフル回転させて、あなたに本当に似合う絶妙なオリジナルブレンドの薬剤を作ることができます。

「おまかせ」にする時の魔法のフレーズ

信頼している美容師さんがいるなら、おまかせにするのも大賛成です。ただ、その時は「ツヤと上品さがほしい」というキーワードを必ず添えてください。

「年齢とともにパサつきや顔のくすみが気になってきたから、とにかくツヤと上品さが出るカラーでおすすめをお願いします!」

このオーダーをされて、燃えない美容師はいません。大人の髪を知り尽くした美容師なら、あなたの髪質、ライフスタイル、そして肌のアンダートーンを見極めて、最高の「若見えカラー」を提案してくれるはずです。

髪色を変えるだけであなたの毎日はもっと輝き出す

髪色は、顔の面積の大部分を囲む「最大の額縁」です。額縁の色がどんよりと暗ければ、中にある絵(あなたの顔)まで暗く沈んで見えてしまいます。逆に、額縁が明るくツヤに満ちていれば、あなたの笑顔はもっと素敵に、生き生きと輝き始めます。

40代からのヘアカラーは、ただ白髪を隠すための「作業」ではありません。自分の肌を一番美しく魅せるための「メイク」と同じなんです。若い頃のルールに縛られず、今のあなたを最高に美しくしてくれる新しい髪色に、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

そうは言っても、自分の髪質や肌色に何が一番合うのかを自分一人で判断するのは、なかなか難しいですよね。そんな時は一人で悩まずに、信頼できるプロの手を借りるのが一番の近道です。悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。きっと、あなた以上にあなたの髪のことを考えて、素敵な提案をしてくれるはずです。

今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。皆様の髪の悩みが少しでも軽くなり、毎日のヘアスタイルがもっと楽しくなるような情報を、これからもプロの視点でお届けしていきます。読者様にこれからも見ていただけるように、頑張って更新していきますので、どうぞよろしくお願いします!

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