「遺伝だから…」と諦めるのは20年早い!大人の髪質を劇的に変える「3つの新常識」

こんにちは、現役美容師のKAZUです。

キャリアも20年を超えると、毎日いろんなお客様の髪を触らせてもらうわけだけど、最近特に30代から50代のお客様からよく聞く言葉があるんだよね。

「先生、最近髪がうねるし、パサつくし、ボリュームもなくなってきたんです。でもまあ、親もクセ毛だったし、遺伝だから仕方ないですよね……」って。

ちょっと待って!
それ、本当に遺伝のせいだと思って諦めてる?
ぶっちゃけて言わせてもらうけど、その諦め、20年は早いからね!

もちろん、生まれつきの髪質っていうのはあるよ。でもね、30代を過ぎてから急に「髪質が変わってきた」と感じているなら、それは遺伝じゃなくて、あなた自身の「ケアの勘違い」や「頭皮のエイジング」が原因のことがほとんどなんだ。つまり、正しいケアを知って実践すれば、大人の髪はまだまだ劇的に綺麗に生まれ変わるってこと。今回は、20年以上の現場経験から導き出した、大人の髪質を劇的に変える「3つの新常識」を、少し辛口で、でも愛を込めてお伝えするよ!

その諦め、本当に「遺伝」のせい?

遺伝の影響はせいぜい3割という現実

「親が薄毛だから」「お母さんもうねり毛だったから」って、何でもかんでも遺伝のせいにして自分を納得させてない?
実はね、髪質における遺伝の影響って、みんなが思っているほど100%じゃないんだ。せいぜい3割くらいだと言われているよ。残りの7割は何かというと、毎日の生活習慣、食事、ストレス、そして何より「間違ったヘアケア」なんだよね。

10代や20代前半の頃は、若さというパワーで多少雑なケアをしていても、髪自身の体力でツヤツヤを保てていた。でも、30代を過ぎるとそうはいかない。お肌と同じで、髪を育む頭皮の曲がり角がやってくるんだ。それを「遺伝のせい」にして放置するのは、自分自身の髪をいじめているのと同じことなんだよ。

30代を超えてからの「髪質の変化」の正体

「昔はストレートだったのに、最近なんだかうねるし、ツヤがなくなった」っていう人、すごく多いよね。この変化の正体は、遺伝じゃなくて「頭皮のたるみ」と「毛穴の歪み」なんだ。
顔の皮膚と頭皮は一枚の皮でつながっているでしょう?顔がたるむのと同じように、頭皮も年齢とともに重力に負けてたるんでくる。そうすると、本来はきれいな円形だった毛穴が、引っ張られてダエン形に歪んでしまうんだよね。歪んだ毛穴から生えてくる髪は、当然うねうねと波打ったクセ毛になってしまう。これが大人の「うねり毛」の正体なんだ。だからこそ、今やるべきなのは遺伝を呪うことじゃなくて、頭皮を元気に健康に保つことなんだよ。

大人の髪質を劇的に変える新常識その一:高級シャンプーより「洗い方」を見直す

シャンプーは髪ではなく「頭皮」を洗うもの

ネットで話題の、1本5000円もする高級シャンプーを使っていれば髪が綺麗になると思ったら、大間違いだよ。どんなに良い成分が入ったシャンプーを使っていても、洗い方がデタラメなら何の意味もないんだ。
まず、声を大にして言いたいのは、「シャンプーは髪を洗うものじゃなくて、頭皮を洗うもの」だということ。多くの人が、シャンプーを手に取ったらすぐに髪の毛の表面で泡立てて、ガシガシと毛先をこすり合わせている。これ、髪の表面にあるキューティクルを自らゴリゴリ削っているようなもので、本当に恐ろしい行為なんだよね。

シャンプーの目的は、頭皮の余分な皮脂や毛穴の汚れを落とすこと。毛先の汚れなんて、泡がサッと流れるだけで十分に落ちるんだ。だから今日から、シャンプーは頭皮に指の腹を当てて、地肌を優しくマッサージするように洗うこと。これを徹底するだけで、頭皮の血行が良くなって、次に生えてくる髪のツヤがまったく変わってくるよ。

予洗いの3分間で汚れの8割は落ちる

じゃあ、どうやって正しく洗うのか。一番大事なのは、シャンプーをつける前の「予洗い(シャワーでのすすぎ)」なんだ。多くの人は、髪を30秒くらいサッと濡らしてすぐにシャンプーをつけちゃうでしょ?それじゃあ全然足りないよ。
実は、シャワーのお湯だけで頭皮と髪の汚れの約8割は落ちるんだ。目安としては、ぬるま湯で最低でも「2分から3分」はしっかりと頭皮を濡らしながら洗い流してほしい。この段階で頭皮が十分に温まり、毛穴が開いて汚れが浮き出てくる。しっかり予洗いができていれば、シャンプーはいつもの半分の量でも驚くほどきれいに泡立つよ。泡立ちが良いということは、髪同士の摩擦を防げるということ。高級シャンプーを買うお金があるなら、まずは今日からお風呂での時間を3分だけ伸ばしてみて。

大人の髪質を劇的に変える新常識その二:トリートメントを「秒で流す」のを今すぐやめる

浸透時間は「5分」で十分、でもその「5分」が命

美容室で「お家でもしっかりトリートメントしてくださいね」って言われて、「毎日やってます!」って胸を張るお客様。でも、よくよく話を聞いてみると、トリートメントをつけて、10秒くらいでチャチャッと洗い流しちゃってる人が本当に多いんだよね。それ、めちゃくちゃもったいないから!お金をドブに捨てているようなものだよ。

トリートメントの栄養分が髪の内部に浸透するには、少し時間がかかるんだ。つけてすぐ流しちゃったら、ただ髪の表面をヌルヌルさせただけで終わってしまう。かと言って、20分も30分も置く必要はなくて、だいたい「5分」で十分なんだ。お風呂の中でトリートメントをなじませたら、その間に体を洗ったり、湯船に浸かったりして、5分待つ習慣をつけてみて。これだけで、翌朝の髪のしっとり感が劇的に変わるからね。

目の粗いコームが奇跡を起こす

ここで、髪質を劇的に変えるプロの裏ワザをひとつ教えちゃうね。トリートメントを髪全体になじませた後、手ぐしだけで終わらせずに、「目の粗いコーム(クシ)」で優しく髪をとかしてほしいんだ。
私たちの手って、実は意外と大雑把。手ぐしだけだと、トリートメントがべったりつく場所と、まったくついていない場所に激しいムラができてしまう。そこでコームを使うことで、髪の毛1本1本に均等にトリートメントを行き渡らせることができるんだよね。使うコームは、100円ショップで売っているようなもので十分。ただし、目が細かいものを使うと濡れてデリケートになっている髪がちぎれてしまうから、必ず「目が粗い、プラスチック製のもの」を選んでね。これを取り入れるだけで、サロン帰りのようなツルツルの手触りが自宅で再現できるようになるよ。

大人の髪質を劇的に変える新常識その三:「乾かし方」を怠る者は美髪になれない

自然乾燥は「雑菌の温床」を自ら作っているようなもの

「お風呂上がりは暑いから」「ドライヤーをかけると髪が傷む気がするから」って言って、自然乾燥で済ませている人。はい、今すぐその考えはゴミ箱に捨ててください!
自然乾燥こそ、大人の髪をボロボロにする最大の原因なんだ。濡れている状態の髪は、キューティクルが開きっぱなしになっていて、非常に無防備で傷つきやすい状態。そのままでいると、髪の内部のみずみずしさがどんどん蒸発して、パサパサの乾燥毛になってしまう。さらに恐ろしいのは、濡れたままの頭皮は雑菌が繁殖しやすい絶好の温床だということ。頭皮が雑菌だらけになれば、かゆみやニオイの原因になるし、健康な髪が育つわけがないよね。どんなに疲れていても、お風呂から上がったら5分以内にドライヤーをかけること。これは美髪のための絶対ルールだよ。

冷風がキューティクルをロックする

ドライヤーの使い方の基本は、まず「根元」から乾かすこと。毛先ばかりに風を当てがちだけど、乾きにくい頭皮や根元を先にしっかり乾かさないと、頭皮トラブルの原因になるし、髪全体のボリュームもうまく出ないんだ。全体の8割くらいが乾いてきたら、風を上から下(根元から毛先方向)に向けて当てると、キューティクルが綺麗に整ってツヤが出るよ。

そして、仕上げに絶対に忘れてほしくないのが「冷風(クールダウン)」なんだ。髪は熱が冷めるときにその形が固定される性質がある。温風で乾かし終わった後に、全体に冷風を1分ほど当てるだけで、開いていたキューティクルがキュッと引き締まって、ツヤと手触りが一気にアップするんだよね。朝のスタイリングの持ちも全然違ってくるから、ドライヤーの「冷風スイッチ」、今日からしっかり使ってね。

辛口だけど言わせて!間違った大人ケアの落とし穴

ヘアオイルの「ベタ塗り」は髪を窒息させるだけ

「パサつくから」と言って、朝も夜もヘアオイルを大量にギトギトになるまで塗っている人、いない?
これも実は、大人の髪を痛める落とし穴なんだよね。オイルっていうのは、基本的には髪の水分が外に逃げないように「フタ」をする役割のもの。髪そのものを内側から修復する力はほとんどないんだ。それなのに、毎日大量のオイルを塗り重ねていると、シャンプーで落としきれなかったオイルが髪の表面で酸化して、どんどん蓄積されていく。これを私たちは「ビルドアップ」と呼ぶんだけど、こうなると髪が重たくなってボリュームが出なくなるし、トリートメントの栄養も浸透しなくなってしまう。オイルを使うときは、ほんの数滴を手のひらによく伸ばして、毛先にだけ薄くなじませるのが正解だよ。つけすぎは髪を窒息させるだけだからね。

高い美容液を使う前に「睡眠と食事」を見直して

髪の衰えを感じると、みんな躍起になって高い育毛剤や頭皮美容液を買い漁る傾向がある。気持ちはよくわかるよ、焦るもんね。でも、ちょっと冷静になってみて。
髪の毛っていうのは、あなたが食べたものからできているんだよ。そして、髪を育てる成長ホルモンは、夜寝ている間に分泌される。毎日カップラーメンやコンビニおにぎりばかり食べて、夜更かししてスマホをいじりながら寝落ちしているようじゃ、どんなに高級な美容液を頭皮に塗っても効果は出ないよ。髪は生命維持において優先順位が一番低い場所だから、栄養不足になると真っ先に切り捨てられるんだ。まずはタンパク質(お肉や魚、卵)をしっかり食べて、質の良い睡眠をとる。この土台があって初めて、ヘアケア製品が力を発揮するってことを忘れないでね。

諦める前に、まずは今日から一歩を踏み出そう

「もう年だから」「遺伝だから」って諦めるのは、本当に簡単なこと。でも、髪型や髪のツヤが実年齢の印象を大きく左右するのも、また事実なんだよね。髪が綺麗になるだけで、見た目年齢は5歳、いや10歳は若返るし、何より自分に自信が持てるようになる。

今日紹介した「3つの新常識」は、特別な技術も高価な道具も必要ない。ただ、毎日のやり方を少し変えるだけのこと。今日からできることを一つだけでもいいから、まずは始めてみてほしいな。あなたの髪は、まだまだ綺麗になれる可能性を秘めているんだからね!

とはいえ、髪の状態や頭皮の環境は人それぞれ違います。自分に何が一番合っているのか、細かい悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。プロの目であなたの髪を直接見てもらって、オーダーメイドのアドバイスをもらうのが美髪への一番の近道ですからね。

これからも、読者様に役立つリアルなヘアケア情報や、髪にまつわる本音をお届けしていきたいと思っています。気に入っていただけたら、ぜひこれからも見ていただけるように、よろしくお願いします。最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました!

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