美容師歴20年の僕が本音で暴露!市販の白髪カラートリートメントは本当に染まるのか?プロが明かす驚きの真実

こんにちは、現役美容師のKAZUです。

早いもので、ハサミを握り続けて今年で20年を超えました。これまで何千人、何万人というお客様の髪を担当させていただきましたが、30代を過ぎたあたりから急激に増えるご相談があります。そう、みんな大好き……いや、みんな大っ嫌いな「白髪」の悩みです。

「最近、分け目の白髪が目立ってきて憂鬱……」
「毎月美容室で染めるのはお金も時間もかかるし、頭皮へのダメージも気になる」
「ドラッグストアに並んでいる白髪用のカラートリートメントって、実際のところどうなの?」

ネットの広告やCMを見ていると、「お風呂でたった5分!」「使うたびに自然に染まる!」「トリートメントだから髪ツヤツヤ!」なんて、まるで魔法のような言葉が踊っていますよね。でも、実際に使ってみて「全然染まらないじゃん!」「お金の無駄だった!」と怒っている方も多いんじゃないでしょうか?

今回は、20年間現場で髪を見続けてきた僕が、業界の忖度なし、少し辛口な本音で「市販の白髪カラートリートメントの真実」を全部暴露します。これを知らずに使い続けると、後で取り返しのつかない大失敗をするかもしれませんよ。ぜひ最後までじっくり読んでみてくださいね。

結論から言います!市販の白髪カラートリートメントは本当に染まるのか?

もったいぶらずに、プロとしての結論をズバリ言いますね。

「染まることは染まる。でも、あなたが期待しているような『しっかりした染まり』は絶対に無理!」

これが偽らざる真実です。バッサリ言ってごめんなさいね。でも、これが現実なんです。

多くの人が「白髪染め」と聞いてイメージするのは、美容室や市販の一般的な白髪染め(アルカリカラー)ですよね。1回染めたら白髪がどこにあったのか分からなくなるくらい、しっかり黒や茶色に染まる状態を期待しているはずです。しかし、カラートリートメントにそれを求めてしまうと、100%「騙された!」と感じることになります。

カラートリートメントの染まり具合というのは、例えるなら「白い画用紙に、薄いカラーペンで何度も何度も重ね塗りして、ようやくうっすら色がついてきたかな?」というレベル。白髪を完全に隠すのではなく、「なんとなくぼかして目立たなくさせる」程度のものなんです。

普通の白髪染めとカラートリートメントの決定的な違い

なぜそんなに染まり具合が違うのか。難しい専門用語は抜きにして、超シンプルに説明しますね。

一般的な白髪染めは、髪の表面にあるキューティクルという扉を薬剤の力で無理やり「こじ開けて」、髪の芯深くまで染料を流し込みます。だから1回でしっかり染まるし、色も長持ちします。その代わり、髪や頭皮にはどうしてもダメージがかかります。

一方で、白髪カラートリートメントは、キューティクルを開きません。髪の表面にペタペタと色のついた膜を「くっつける(吸着させる)」だけです。爪に塗るマニキュアをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんね。

髪の表面に色を乗せているだけなので、髪を傷めないという最大のメリットがある反面、シャンプーするたびにどんどん色は落ちていきます。芯まで染まっていないから、根本的に「染まりが薄い」のは当たり前なんです。

なぜ「全然染まらない!」と怒る人が後を絶たないのか?

僕のサロンに来られるお客様でも、「市販のトリートメント使ってみたけど全然ダメだったわ」とおっしゃる方がたくさんいます。でもね、プロから見ると「そりゃあその使い方じゃ染まらないよ……」というケースがほとんどなんですよ。

あなたが染まらないと感じるのには、明確な3つの理由があります。

塗る量が圧倒的にケチくさい

いきなり辛口でごめんなさい(笑)。でも、本当にこれが多いんです!
カラートリートメントって、1本2,000円〜3,000円くらいして地味に高いですよね。だから皆さん、無意識にケチって普段のリンスやトリートメントと同じくらいの量しか使っていないんです。

先ほども言った通り、これは髪の表面に色をくっつけるもの。髪の毛が見えなくなるくらい「こってり、ベットリ」と地肌につかないギリギリから塗りたくらないと、色は定着しません。サッと手ぐしで伸ばす程度じゃ、白髪の毛先を撫でているだけで終わりです。

髪質が「染まりにくいタイプ」である

髪質には個人差があります。特に以下のような髪質の人は、カラートリートメントがめちゃくちゃ染まりにくいです。

・髪が太くて硬い
・水を弾きやすい(撥水毛)
・白髪が太くてピンピン立っている

こういう頑固な髪質の白髪は、表面のガードが鉄壁なんです。表面にちょっとやそっと色素を乗せようとしても、ツルンと滑り落ちてしまいます。逆に、髪が細くて柔らかい猫っ毛の人は、比較的色が入りやすい傾向がありますね。

「お風呂で濡れた髪に5分」を真に受けている

商品のパッケージを見ると「シャンプー後、水気を切って5分放置!」なんて書いてありますよね。はっきり言います、あれはメーカーさんの『手軽に見せたい』という営業トークです。

髪が水で濡れている状態というのは、すでに水分で満タンになっています。そこにトリートメントを塗っても、水分で薄まって染料が弾かれてしまうんです。おまけにたった5分の放置時間なんて、表面に色が定着する前に洗い流しているようなものです。

美容師が実は一番恐れている「カラートリートメントの罠」

さて、ここからが美容師歴20年の僕が一番伝えたい「プロの本音」です。
実は、全国の美容師の多くが「お願いだから市販のカラートリートメントを使う時は一言相談してくれ……!」と心の中で叫んでいます。なぜなら、サロンワークにおいて恐怖でしかない「副作用」があるからです。

美容室で染めたときに「髪が緑色」に変色する大事故

これ、本当に現場でよくあるホラー現象なんです。笑い事じゃありません。
市販のカラートリートメントを日常的に使っているお客様が、「やっぱりサロンで綺麗に染め直そう」と来店されます。そして、いつも通りに白髪染めやオシャレ染めのカラー剤を塗ると……なんと、髪がドブのような緑色や、不気味な青色に変色してしまうことがあるんです。

理由は、カラートリートメントに含まれる金属イオンや特殊な染料と、サロンのカラー剤に含まれる過酸化水素が化学反応を起こしてしまうから。こうなると、もう一度染め直してもなかなか緑色が消えず、直すのに何ヶ月もかかって髪もボロボロになります。

パーマや縮毛矯正がかからなくなる

カラートリートメントは「髪をコーティングする」と言いましたよね。これを毎日のように繰り返していると、髪の表面にシリコンや色素の分厚いバリアが何層も積み重なっていきます。

するとどうなるか。いざパーマをかけよう、縮毛矯正をかけようとした時に、薬剤がバリアに阻まれて髪の中に一切浸透しなくなります。結果、「全然パーマがかからない」「縮毛矯正したのにクセが伸びない」という大失敗に繋がるのです。

「傷まないから安心」と思って使っていたトリートメントが、結果的に髪の施術を邪魔してしまうという皮肉な現実があることを、ぜひ知っておいてください。

それでも使いたい人へ!プロが教える正しい活用法と失敗しないコツ

ここまで散々脅かすようなことを言っちゃいましたが、僕はカラートリートメントを「絶対に使うな」と全否定したいわけじゃないんです。正しい知識を持って、適切な使い方をすれば、これほど便利なアイテムもありませんからね。

「次の美容室に行くまでの2〜3週間、生え際の数本の白髪をなんとかごまかしたい!」という方には、むしろおすすめです。
もし使うのであれば、プロとして以下のルールを絶対に守ってほしいと思います。

シャンプー前の「乾いた髪」に、たっぷり塗る

お風呂で濡れた髪に使うのはやめましょう。染まりを良くしたいなら、「お風呂に入る前の乾いた状態の髪」に使うのが鉄則です。

白髪が気になる生え際や分け目に、歯ブラシや専用のコームを使って、白髪が隠れるくらい「こってり」乗せてください。そして、ラップを巻いて15分〜20分ほど放置します。体温で温めることで、色素の定着がグンと良くなります。その後、お風呂に入ってしっかり洗い流し、いつも通りシャンプーをしてください。

色選びは「ダークブラウン」か「赤みのあるブラウン」一択

市販のカラーバリエーションで「ブラック」や「アッシュ系(寒色系)」を選ぶのは危険です。不自然に海苔を貼り付けたような真っ黒になったり、先ほどお話しした「緑に変色するリスク」が跳ね上がります。

少し赤みや黄色みを含んだ自然な「ダークブラウン」や「ナチュラルブラウン」を選んでおくと、地毛にも馴染みやすく、サロンカラーへの悪影響も比較的少なくなります。

美容室に行く「2週間前」には使用を完全にストップする

これが一番大切なお約束です!
美容室でカラーをする予定があるなら、最低でも来店日の1週間前、できれば2週間前にはカラートリートメントの使用を完全にやめてください。

日々シャンプーをして、表面のコーティングや残留色素をしっかり落とし切った状態でサロンに来ていただく。これだけで、変色トラブルやパーマの失敗はほぼ100%防げます。

そして、美容室のカウンセリングの時に、必ず担当の美容師に「家でカラートリートメントを使っていました」と正直に白状してくださいね(怒ったりしませんから安心してください!)。プロはその情報を元に、薬剤の調合を微調整しますから。

白髪と上手に付き合って、いつまでも素敵な髪を保つために

白髪が生えてくると、本当にショックですよね。老けたように感じて、鏡を見るたびにため息が出てしまう気持ち、僕も20年美容師をやっていて痛いほどよく分かります。

市販の白髪カラートリートメントは、決して「魔法の白髪消しゴム」ではありません。1回で真っ黒に染まることはないし、使い方を間違えるとサロンでの施術に支障をきたすというデメリットもあります。

でも、「美容室に行くまでの応急処置」として、乾いた髪にたっぷり使い、サロンに行く前にはお休みする……という正しい付き合い方さえできれば、白髪のストレスを劇的に減らしてくれる頼もしい味方になります。

大切なのは、ネットの甘い広告を鵜呑みにせず、自分の髪質や生活スタイルに合わせて「賢く使い分ける」ことです。

もし、自分の白髪の量や髪のダメージ具合で何を使うべきか迷ったら、自己判断でいろいろ試す前に、いつもあなたの髪を見てくれている担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。プロを頼っていただければ、あなたの髪が一番綺麗に見える解決策を必ず提案してくれますからね。

これからも、髪のリアルな真実や、大人の髪悩みを解決するプロの知恵を、本音でお届けしていきます。この記事が少しでもあなたの参考になったら嬉しいです。読者の皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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