こんにちは、現役美容師のKAZUです。
キャリアも20年を超えると、数えきれないほどの髪を見てきましたが、最近特に思うんです。「高いトリートメントを使っているのに、なんで私の髪は綺麗にならないの?」と嘆く人が多すぎる。失礼を承知で言わせてもらえば、それ、自分で自分の髪を壊しているからですよ。
特に、お風呂上がりのその「タオルドライ」。良かれと思って力一杯ゴシゴシやっていませんか?その行為、実は髪を「大根おろし器」で削っているのと全く同じなんです。
その習慣は髪を自ら破壊しているのと同じです
いいですか、髪の表面にある「キューティクル」は、濡れている時が一番無防備なんです。水分を吸って柔らかくなった髪は、例えるなら「ふやけた薄い皮膚」のようなもの。そこを硬いタオルで力任せに往復させたらどうなるか。想像するだけで恐ろしいですよね。
キューティクルが剥がれ落ちれば、中の栄養分はダダ漏れ。ツヤなんて出るわけがありません。あなたが一生懸命ゴシゴシやるたびに、髪の若々しさは削り取られ、パサパサの「老け髪」へ一直線というわけです。
濡れた髪は生卵よりデリケートだと心得て
30代から50代の髪は、20代の頃とは違います。ホルモンバランスの変化や蓄積されたダメージで、髪の芯はすでに細くなり始めています。そんな繊細な状態なのに、昔と同じように雑に扱っていませんか?
濡れた髪同士が摩擦を起こすと、目に見えないレベルで表面がズタズタになります。これを毎日続けていたら、どんなに高級なサロンに通っても追いつきません。まずは「髪を乾かす前の自分」を猛省してください。
タオルドライは拭くのではなく吸わせるもの
じゃあ、どうすればいいのか。答えは簡単です。タオルを「動かす」のをやめればいいだけ。髪をタオルの間に優しく挟んで、手のひらでギュッ、ギュッとプレスしてください。これだけで十分水分は取れます。
「それじゃ乾くのが遅くなる」なんて言う人がいますが、逆です。しっかりとタオルに水分を「吸わせる」ことで、ドライヤーの時間は格段に短くなります。摩擦ダメージを減らせて、時短にもなる。やらない理由、ありますか?
高級な美容液より日々の優しさが勝つ
美髪への近道は、魔法のような新商品を探すことじゃありません。こうした「当たり前の動作」をいかに丁寧にするか。美容師がよく言う「ホームケアが大事」っていうのは、高いシャンプーを買えって意味だけじゃないんです。扱い方そのものを変えてくれ、ってことなんです。
タオルでゴシゴシするのをやめる。ただこれだけで、1ヶ月後の髪の手触りは劇的に変わります。自分の髪を、宝物を扱うように優しく包んであげてください。髪はちゃんと、その愛情に応えてくれますから。
艶を取り戻すために今すぐ捨てるべき習慣
30代を過ぎてからの印象は、髪で決まるといっても過言ではありません。顔のシワは隠せても、髪のパサつきは隠せません。だからこそ、今日からその「大根おろし習慣」を卒業しましょう。
面倒くさい、と思うかもしれません。でも、その数分の手間の積み重ねが、5年後、10年後のあなたを若々しく保つ唯一の方法なんです。綺麗な髪を取り戻すのに、遅すぎることはありませんよ。
もし自分の今の髪の状態に不安があったり、自分に合った乾かし方を詳しく知りたければ、悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。プロはあなたの髪の履歴を一番よく知っていますからね。
読者様にこれからも見ていただけるように、タメになる発信を続けていきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。よろしくお願いします!


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