「そのヘアピン、逆ですよ」プロが教える、1日中絶対に崩れない“たった1つの正解”

ヘアケア知識

衝撃の事実からお伝えしましょう

こんにちは、現役美容師のKAZUです。美容師を始めて20年以上、これまで数えきれないほどのお客さんの髪を触ってきましたが、最近、街を歩いていると「あちゃ〜、惜しいな!」って思うことがよくあるんです。特に、自分でヘアアレンジをしている30代から50代の女性たち。一生懸命オシャレしてるのは伝わるんだけど、たった1つの「ヘアピンの使い方」で損をしている人が多すぎるんだよね。

ぶっちゃけて言います。あなたが今、良かれと思って使っているそのヘアピン、実は「裏表が逆」かもしれません。そんなのどっちでもいいだろって?いやいや、その甘さが、夕方に髪がボサボサになる原因だし、なんなら「なんだか疲れて見えるおばさん見え」の引き金になっているんですよ。今日は、プロなら誰もが知っている、でも意外と誰も教えてくれない「ヘアピンの正解」を、ちょっと辛口に伝授しようと思います。

波打っている方が下、これが鉄則

まず、手元にヘアピンがあるなら見てみて。一般的なアメリカピンって、片方がまっすぐで、もう片方が波打った形をしているよね?質問です。あなたはどっちを頭皮側(下側)にして刺していますか?

「え、見栄えがいいからまっすぐな方が上でしょ?」と思ったあなた。残念、それが大間違いの始まりです。実は、あの波打っている部分にはちゃんと意味がある。髪の毛をしっかりホールドして、滑り落ちないようにするための「滑り止め」なんです。つまり、波打っている方を地肌側に向けて差し込むのが、物理的にも理にかなった正解。これ、プロの間では常識中の常識なんだけど、一般の方の8割くらいが逆に使っている気がする。逆に入れちゃうと、ピンの保持力が半分以下になっちゃうんだから、そりゃあ崩れるに決まってますよ。

見た目を気にしてまっすぐな方を上にする気持ちは分からなくもないけど、そもそも正しく留まっていないピンが髪から浮いて見えている方が、よっぽど格好悪いと思いませんか?

ピンを「広げる」その癖が命取り

次に、これもよく見かけるんだけど、ピンを刺す時に親指や口先でグイッと大きく広げてから刺している人。あれ、今すぐやめてください。特に、口で広げるのは衛生的にどうなのっていう以前に、ピン自体の寿命を一瞬で終わらせています。さらに言うと、歯を傷めるし、美容師から見れば「美意識、どこ行った?」って感じちゃう。辛口でごめんね。

ヘアピンっていうのは、その「閉じる力」で髪を固定するもの。必要以上にガバッと広げてしまったら、金属が疲労して、挟む力がガクンと落ちるんです。プロはほとんど広げずに、ピンの先端を髪の束にスッと差し込んで、そのまま滑らせるようにして留めます。もし「広げないと刺せない」っていうなら、それは一度に挟もうとしている髪の量が多すぎる証拠。欲張って一度に留めようとしても、結局崩れるのがオチです。大人の女性なら、ガツガツいかずに、スマートにピンを扱ってほしいものです。

留める前の「下地作り」をナメてはいけない

30代を過ぎてからの髪の悩みで多いのが「髪が細くなってきてピンが止まらない」とか「乾燥してパラパラ落ちてくる」っていう声。でもね、それを髪質のせいにするのはお門違い。プロがセットする時は、いきなりピンを刺したりしません。必ず「下地」を作ります。

土台がグラグラの土地に家を建てても崩れるでしょ?髪も同じ。サラサラすぎる状態のままピンを刺しても、そりゃあ滑り落ちて当然です。バームでもワックスでもいいから、ピンを打つ場所にあらかじめ少量のスタイリング剤を馴染ませておく。これだけでピンの食いつきが劇的に変わります。「ベタつくのが嫌」なんて言って何もしないのが一番の失敗。大人のヘアアレンジには、適度な「粘り」が必要なんです。ツヤも出るし、まとまりも良くなる。一石二鳥なんだから、面倒くさがらずにやってくださいね。

30代以降の髪には「本数」より「質」

若い頃と同じように、とにかくたくさんピンを打って無理やり固めようとしている人。それ、逆に老けて見えてますよ。ピンを何本も刺すと、頭が重たく見えるし、何より「必死感」が出てしまう。今のトレンドは、あくまで「自然なのに崩れない」スタイルです。

そこで大事なのが、ピンの本数を増やすことじゃなく、一本一本を「効かせる」こと。先ほど言った逆さまに刺すテクニックに加えて、ピンを打つ方向にこだわってみて。髪の流れに対して直角、あるいは逆らうように刺すのが基本です。流れに沿って刺しても、一緒に流れていっちゃうだけ。これを意識するだけで、使うピンの数は半分で済みます。引き算の美学っていうのかな。本数が少ない方が頭皮への負担も少ないし、何より仕上がりが軽やかで、今の時代の空気に合うんです。

正しいピンの打ち方、プロの極意

ここで、具体的な「1日中崩れない打ち方」を教えますね。まず、留めたい毛束をねじります。ねじることで毛束が締まり、ピンが噛みやすくなる。そこに、ピンの波打った方を下にして、地肌を少しこするようにして差し込みます。この時、地肌側の髪を少しだけピンに噛ませるのがポイント。これが「アンカー(錨)」の役割を果たして、絶対に向きが変わらなくなるんです。

さらに「クロス打ち」も有効。1本刺した後、さらにもう1本をバッテン(X字)にするように重ねて刺す。こうすると、お互いのピンがロックし合って、激しく動いてもびくともしなくなります。夜まで仕事やイベントがある日は、このクロス打ちをマスターしておくと安心です。ただし、これも「見せる」ためのオシャレピンじゃない限り、髪の中に隠すように打つのが大人のマナー。見え隠れするピンが計算されたものなのか、単なる失敗なのか。その差は、この「逆さまに刺す」という基本を知っているかどうかに現れるんですよ。

鏡の前で絶望する前に知っておいてほしいこと

いろいろ厳しいことも言ったけど、結局のところ、ヘアアレンジは慣れです。最初は「波打ってる方が下」って意識するだけで精一杯かもしれない。でも、その一手間を惜しまないことが、5年後、10年後のあなたの「美しさの質」を決めるんだと僕は思っています。

髪が決まらないと、その日一日、なんとなく自信が持てないよね。鏡を見るたびに「あ、ここが崩れてる」って気にするのは、精神衛生上も良くない。だからこそ、正しい道具の使い方を身につけてほしいんです。100円ショップの安物のピンでも、正しく使えばそれなりに持ちます。でも、もし本気で「崩したくない」なら、美容室で使っているような、ちょっといいピンを使ってみるのも手ですよ。バネの強さが全然違うから。

自分の髪を愛して、正しい知識で接してあげること。それが、年齢を重ねるごとに増えていく髪の悩みに対する、一番の解決策なんじゃないかな。あきらめる前に、まずは今日の「ピンの向き」から変えてみてください。それだけで、明日からのあなたの表情は、きっともっと輝くはずだから。

さて、今日はちょっと熱く語りすぎちゃったかな。でも、それくらい髪のことになると黙っていられないのが僕の性分なんです。もし自分の髪質に合った具体的な留め方や、自分に似合うアレンジが知りたい、あるいは「私の髪、どうにかして!」という悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。プロはあなたの髪の履歴もクセも分かっているから、きっと最高の解決策を提案してくれるはずです。

読者の皆様、最後までお読みいただきありがとうございました。これからも、現場の生の声と、時にはちょっと耳の痛い本音を織り交ぜて、皆さんの髪をきれいにするお手伝いをしていきたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします!

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