美容師歴20年の僕が教える!市販シャンプーの裏面は「上から3行」だけ見れば絶対に失敗しない

こんにちは、現役美容師のKAZUです。

美容師としてハサミを握り続けて、気がつけば20年以上が経ちました。これまで数千人、いや数万人以上の髪と頭皮を見てきた僕ですが、サロンに来る30代から50代のお客さまから、毎日のようにこんな相談を受けるんです。

「最近、髪のパサつきがすごくて…」「頭皮が乾燥して痒い」「なんだか抜け毛が増えて、髪のコシがなくなってきた気がする」

でね、僕が「普段どんなシャンプー使ってます?」って聞くと、9割の人が「ドラッグストアで話題のやつ」とか「パッケージに“ボタニカル”って書いてあるやつ」って答えるんですよ。

ハッキリ言わせてもらうね。それ、完全にメーカーの思うツボです!

表側のキラキラしたパッケージや、芸能人が微笑んでいるCMのイメージだけでシャンプーを選んでいたら、あなたの髪と頭皮はどんどん老けていく一方だよ?

でも安心して。高いサロン専売品を買い続けろなんて意地悪は言わない。実は、ドラッグストアで売っている市販のシャンプーでも、裏面の成分表示の「ある場所」を見るだけで、買っていいシャンプーと絶対に買っちゃいけないシャンプーが一瞬で見分けられるようになるんだ。

今回は、美容師歴20年の僕が、市販シャンプーの裏面を「上から3行」だけ見て絶対に失敗しない選び方を、本音全開で伝授します!

パッケージの「ウルツヤ」「ボタニカル」という言葉に騙されるな

まず最初に、現実を直視しようか。

ドラッグストアのシャンプーコーナーに行くと、「傷んだ髪を集中補修!」「オーガニック成分配合」「大人のツヤ髪へ」なんて魅力的な言葉が並んでいるよね。30代を過ぎて髪の悩みが増えてくると、ついそういう言葉に縋りたくなる気持ちはすごくよく分かる。

でもね、表側のキャッチコピーなんて、ただの広告宣伝文句なんだよ。法律に触れない範囲で、商品を良く見せるための「化粧」をしているだけ。

特に危険なのが「ボタニカル」や「オーガニック」という言葉。「植物由来だから髪や頭皮に優しいはず!」と思い込んで買っていませんか?

これ、美容師から言わせれば大間違い。どれだけ良い植物エキスが1滴入っていようが、ベースとなる洗浄成分がめちゃくちゃ強力で刺激が強かったら、髪と頭皮はボロボロになる。植物由来の成分がほんのちょっと入っているだけで「ボタニカルシャンプー」として売ることができちゃうのが今の日本のルールなんだよね。

だからこそ、僕たちプロはパッケージの表なんて1秒も見ない。見るべきは、ひっくり返した「裏面」なんだ。

シャンプーの裏面は「上から3行」にすべてが詰まっている

「裏面の成分表示なんて、カタカナばかりで何が書いてあるか分からないよ…」って嫌になっちゃうでしょ?

大丈夫、全部読む必要なんてサラサラない。覚えるべきルールはたった一つ。

日本の化粧品やシャンプーの成分表示は、「配合量が多い順番に書く」というルールが決まっている。これだけ。

シャンプーの成分の構成って、実はめちゃくちゃシンプルなんだよ。

全体の一番多くを占めるのが「水」(約60〜70%)。
その次に多いのが、汚れを落とすための「洗浄成分(界面活性剤)」(約20〜30%)。
残りのわずか数%が、保湿成分や香り、防腐剤など。

つまり、シャンプーの品質や性格、髪への優しさを決めているのは、全体の約3割を占める「洗浄成分」なんだよね。そしてその洗浄成分は、成分表示の「一番上から3行目まで」にほぼ間違いなく書かれている。

4行目以降にどんなに素晴らしい美容成分や「〇〇エキス」「〇〇オイル」がズラリと並んでいても、それは全体のたった数%、へたしたら数滴レベルの話。そんな微量な成分で髪が劇的に良くなるわけがないでしょ?

だから、裏面の「上から3行」を見るだけで、そのシャンプーの正体が暴けちゃうってわけ。

30代〜50代の髪に「強力すぎる洗浄成分」が絶対NGな理由

ここでちょっと、あなた自身の髪と頭皮の年齢について考えてみてほしい。

10代や20代前半の頃って、皮脂の分泌量も多いし、髪自体もしっかりしているから、洗浄力が強いシャンプーでガッツリ洗っても耐えられたんだよね。むしろサッパリして気持ちいいくらいだったはず。

でも、30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、髪の水分量や頭皮の皮脂分泌量はどんどん減っていく。お肌と同じで、頭皮もエイジング(加齢)が進んでいるんだ。

それなのに、10代の頃と同じような「強力な洗浄成分」が入った市販シャンプーを使い続けていたらどうなると思う?

必要な潤いまで全部こそぎ落とされて、頭皮はカラカラに乾燥する。乾燥した頭皮はバリア機能が低下するから、かゆみやフケの原因になる。さらに、頭皮が「あぶらが足りない!」と勘違いして過剰に皮脂を分泌し、夕方になると頭皮がベタついたり、におったりするようになるんだ。

髪の毛だって同じ。必要な油分が奪われると、パサつき、広がり、うねりが酷くなる。美容室でせっかく綺麗な白髪染めやカラーをしても、洗うたびに色落ちしていく。

要するに、30代からのシャンプー選びで最も大切なのは、「汚れを落とすこと」ではなく、「必要な潤いを落としすぎないこと」なんだよ。

今すぐ確認!上から3行にあったら避けてほしい成分

じゃあ具体的に、裏面の「上から3行」にどんな成分名が書かれていたら注意すべきか、本音で教えるね。

ドラッグストアの安価なシャンプーによく使われている「強力すぎる洗浄成分」の代表格がこれ。

ラウレス硫酸Na(またはラウリル硫酸Na)

これ、別名「高級アルコール系界面活性剤」と呼ばれるものなんだけど、名前の「高級」に騙されちゃダメだよ。価格が高いという意味じゃなくて、化学的な分子構造の分類上の名前だからね。

この成分の特徴は、とにかく泡立ちが良く、洗浄力が激強で、原価がめちゃくちゃ安いこと。例えるなら、食器用洗剤で頭を洗っているようなものなんだよね。そりゃ泡立ちもいいしサッパリするけど、30代以上のデリケートな髪や頭皮には刺激が強すぎる。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

最近、一番気をつけてほしいのがこの成分!
世の中で「ノンシリコンシャンプー」や「ラウレスフリー(ラウレス硫酸Na不使用)」が流行したでしょ?
メーカー側も「ラウレス硫酸Naを入れちゃうと売れないな」って気づいたわけ。

そこで、ラウレス硫酸Naの代わりに使われ始めたのが、この「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」なんだよね。
パッケージに「ラウレス硫酸フリー!」って誇らしげに書いてあるのに、裏面の2行目を見るとこの成分が入っているシャンプーが山ほどある。

ハッキリ言いますが、この成分も洗浄力と刺激の強さはラウレス硫酸Naとほぼ同等レベルです。「脱・ラウレス」を謳いながら、同じくらい強い成分を入れているという罠。これ、本当に多いから気を付けて!

30代〜50代が裏面で探すべき「本当に優しい成分」

危険な成分が分かったところで、「じゃあ代わりにどんな成分が入っていればいいの?」って話だよね。

僕たちが30代〜50代のお客さまに全力でおすすめしたいのは、裏面の「上から3行」の中に以下のような「アミノ酸系」や「ベタイン系」の洗浄成分が入っているシャンプーです。

アミノ酸系洗浄成分

髪や皮膚と同じ成分である「アミノ酸」で作られた洗浄成分。マイルドな洗浄力で、髪の水分と油分を守りながら優しく洗い上げてくれる。エイジングケアには必須の成分だよ。

裏面で探すときは、こんな名前が書かれているかチェックしてみて。

・ココイルグルタミン酸Na(またはTEA)
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルメチルタウリンNa
・ココイルグリシンK

成分名の中に「ココイル〜」「ラウロイル〜」とついていて、後ろに「アミノ酸系の名前(グルタミン酸、アラニン、タウリンなど)」が入っているのが目印。「ココイル〜」はヤシ油(ココナッツ)由来の優しい成分だよ。

ベタイン系洗浄成分

赤ちゃん用のベビーシャンプーにも使われるくらい、超低刺激で安全性が高い成分。目に入っても痛くないくらい優しい。

・コカミドプロピルベタイン
・ラウラミドプロピルベタイン

語尾に「〜ベタイン」とつくのが特徴。アミノ酸系成分と組み合わせることで、泡立ちを良くしたり、マイルドな洗い心地にしてくれる優秀なサポート役なんだ。

裏面の「上から3行」の中に、水、そしてこれらの「アミノ酸系」や「ベタイン系」の成分がズラリと並んでいれば、そのシャンプーは髪と頭皮を優しく洗い上げてくれる「アタリ」のシャンプーだと判断して間違いないよ。

ドラッグストアで失敗しないための実戦テクニック

ここまで読んでくれたあなたは、もうシャンプー選びの初心者卒業です。

でも、いざドラッグストアのシャンプーコーナーに行くと、棚いっぱいに商品が並んでいてクラクラしちゃうよね。スマホの画面を見ながら成分名を一つずつ照らし合わせるのも大変だし。

そこで、ドラッグストアで失敗しないための「超・実践的な動き方」を伝授しておくね。

まず、価格帯の話をしよう。本音を言うと、500円〜800円前後で売られている大容量の市販シャンプーで、上から3行がすべてアミノ酸系という商品はまず存在しない。なぜなら、アミノ酸系の洗浄成分は原料代が高いから。

だから、エイジング悩みを本気で解決したいなら、市販品でも最低「1,400円〜2,000円前後」の価格帯のものをターゲットにしてほしい。

ドラッグストアでその価格帯のシャンプーを見つけたら、まず商品を手に取って裏返そう。

そして、一番上の「水」の次、つまり「2行目と3行目」をじっと見る。

そこに「ラウレス〜」「オレフィン〜」の文字が見えたら、そっと棚に戻す。
逆に「ココイル〜」「ラウロイル〜」「ベタイン」という文字が見えたら、買い候補としてキープ。

文字が小さくて読みづらかったら、遠慮なくスマホのカメラで拡大して撮影しちゃえばいいんだよ。自分の髪と頭皮を老けさせないためなら、それくらいの手間は全然惜しくないはず!

自分の髪を守れるのは、あなた自身の「正しい知識」だけ

美容師として20年以上、たくさんの髪の悩みと向き合ってきてつくづく思うのは、「間違ったホームケアで髪を痛めてしまっている人があまりにも多い」ということ。

どんなに僕たち美容師がサロンで高級なトリートメントをし、綺麗に髪を整えたとしても、あなたが家に帰って毎日強力な洗剤レベルのシャンプーでガシガシ洗っていたら、髪はあっという間に元のパサパサ状態に戻ってしまう。

365日の毎日のケアこそが、あなたの5年後、10年後の髪を作るんだよ。

今回教えた「裏面の上から3行を見る」というテクニック、ぜひ今日から試してみてほしい。自分の使っているシャンプーの裏面を今すぐ見に行ってみて。「あ、私危険なやつ使ってた…!」って青ざめる人もいるかもしれないけれど、気づけた今日が一番若い日。今日から変えればいいだけの話だからね!

ただ、髪質や頭皮の状態って、本当に一人ひとり違うんだよね。くせ毛の人、細毛の人、カラーを頻繁にする人、頭皮の脂性が強い人…全員に100点満点で合う万能な市販シャンプーっていうのは存在しないのも事実。

だからこそ、もし自分に本当に合うシャンプーが分からなくなったり、髪の悩みが深刻で困ったときは、信頼できる担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。あなたの普段の髪の状態や履歴を知っているプロだからこそ、あなただけの最適なアドバイスをしてくれるはずです。

これからも、髪のプロとしての本音や、皆さんの髪がいつまでも美しく保てるような役立つ情報をどんどん発信していきますね。

読者の皆さま、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!これからもブログを見ていただけると嬉しいです。応援よろしくお願いします!

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