まだお風呂上がりにガシガシ拭いてる?プロが教える30代からの抜け毛を増やす絶対NG習慣

こんにちは、現役美容師のKAZUです。

キャリア20年以上、これまで何万人もの髪を見て触ってきた僕ですが、最近サロンで30代から50代のお客さまと話していて、本当に多いのが「最近、抜け毛が気になる」「髪が細くなってきた気がする」というお悩みです。

高い育毛剤を買ったり、シャンプーを高級なものに変えたり……みんな色々頑張ってるよね。うん、その努力は素晴らしい!

でもね、ちょっと待って。その前に、毎日のお風呂上がり、どうやって髪を扱ってる?

もし、お風呂上がりにバスタオルで「ガシガシ!」って力任せに頭を拭いているなら……ハッキリ言います。それ、自分で自分の髪をむしり取っているようなもんだよ!いくら高い育毛剤を使っても、これじゃあバケツの底に穴が空いた状態で水を注ぐようなもの。完全にムダ努力です。

今回は、30代を過ぎたら絶対にやってはいけない「お風呂上がりのNG習慣」と、髪をフサフサ・ツヤツヤに保つための正しいケアについて、プロの視点から少し辛口に、でも愛を込めてたっぷりお話しします。耳が痛いかもしれないけれど、未来の自分の髪のために、最後までしっかり読んでいってね。

なぜお風呂上がりの髪はそんなにデリケートなのか

まず、ここを理解していない人が多すぎる!なんでお風呂上がりの扱いがそんなに大事なのかって話です。

髪の毛の表面は「キューティクル」という、ウロコのようなもので覆われていて、これが髪の内部の水分や栄養を守っています。このキューティクル、実は「濡れると開く」という性質があるんだよね。

つまり、お風呂上がりの濡れた髪は、ウロコが全開になっていて、めちゃくちゃ無防備な状態。ちょっとした摩擦や刺激で、簡単に剥がれ落ちてしまうんです。さらに、頭皮も水分を吸ってふやけているから、毛穴がゆるんで髪が抜けやすくなっています。

そんな「超デリケート」な状態の髪と頭皮を、ガシガシ乱暴に扱うなんて、プロから見たらホラー映画より恐ろしい光景。30代を過ぎると、髪の再生力や頭皮のターンオーバーも衰えてくるから、若い頃と同じ感覚で雑に扱っていると、あっという間に「薄毛・抜け毛・パサつき」の三重苦に陥るよ。

抜け毛を爆増させるお風呂上がりの絶対NG習慣

では、具体的にどんな行動があなたの髪を追い詰めているのか。心当たりがないか、胸に手を当ててチェックしてみてね。

タオルで頭をガシガシ往復させて拭く

これがナンバーワンのNG行為。お風呂上がりに、早く乾かしたいからって、タオルで頭を「ガシガシ!ゴシゴシ!」って往復させて拭いてない?

これ、髪同士が激しく擦れ合って、開いたキューティクルをハサミで削り落としているようなもの。さらに、ふやけた頭皮が引っ張られて、抜ける予定のなかった髪まで根元からスポンと抜けてしまいます。タオルの繊維が髪に引っかかるのも、抜け毛の大きな原因だよ。今すぐその「ガシガシ拭き」は卒業してください。

濡れたままの状態で長時間放置する

「ドライヤーで乾かすのが面倒だから、しばらくタオルを頭に巻いたままスマホをいじる」「自然乾燥派だから放置」……これも最悪です。特に40代、50代でこれをやっている人は要注意。

頭皮が濡れたまま放置されると、何が起こるか。答えは「雑菌の大繁殖」です。生乾きの洗濯物が臭くなるのと同じ原理が、あなたの頭の上で起きているんだよ。恐ろしいよね?

雑菌が増えると、頭皮にかゆみやフケ、湿疹が出て、頭皮環境がどんどん悪化します。砂漠のようなカサカサの土壌や、どぶ泥のような不衛生な土壌から、元気な髪の毛が生えてくるわけがないよね。さらに、濡れた髪は水分が蒸発するときに、髪の内部の水分まで一緒に奪ってしまうから、乾燥してパサパサの枯れ枝みたいな髪になっちゃうよ。

濡れた髪にいきなり目の細かいブラシを通す

お風呂上がりに、絡まった髪を無理やりブラシで「ブチブチッ」と音を立てながらとかしていない?

前述の通り、濡れた髪はキューティクルが開いていて引っかかりやすい状態。そこに無理やりブラシを通せば、髪は引きちぎれるし、毛根にも凄まじいダメージがいきます。「最近、短い抜け毛が増えたな」と感じる人は、毛根から抜けているんじゃなくて、途中で髪がちぎれている「切れ毛」の可能性大。それ、ブラッシングの仕方が原因かもよ?

至近距離からドライヤーの熱風を当てる

「早く乾かしたいから」と、ドライヤーを頭皮のすぐ近くに固定して乾かすのもNG。ドライヤーの熱風は、吹き出し口付近だと100度近くになることもあります。

そんな熱風を至近距離で浴びせ続けたら、頭皮は軽い火傷状態。水分が完全に奪われて砂漠化し、毛根にダメージがいって抜け毛の原因になります。髪の主成分はタンパク質だから、熱を加えすぎると生卵がゆで卵になるように固まってしまい(タンパク変性)、二度としなやかな髪には戻らなくなるよ。

今日からできる!プロが教える正しいお風呂上がりのケア手順

「じゃあ、一体どうすればいいのよ!」って思っているあなたへ。ここからは、僕がサロンでもお客さまに徹底的に指導している「正しいヘアケア手順」を伝授します。明日からと言わず、今夜のお風呂上がりから実践してね。

吸水性の高いタオルで頭皮を優しく「押し拭き」する

まず、タオルの使い方から変えましょう。ガシガシ擦るのではなく、タオルを頭に乗せて、指の腹で頭皮を優しくポンポンと押さえるようにして水分を吸わせます。

髪の毛先は、タオルで優しく挟んで、手のひらで「ぎゅっ、ぎゅっ」と包み込むようにして水気を取って。これだけで、摩擦をほぼゼロにできます。

ここで裏ワザ。最近はマイクロファイバーなどの「超吸水性タオル」が安く手に入るよね。あれを使うと、軽くあてるだけで水分をぐんぐん吸い取ってくれるから、ドライヤーの時間も劇的に短縮できて超おすすめ。道具に頼るのもプロの知恵です。

目の粗いコームで優しく髪を整える

タオルドライが終わったら、すぐに乾かしたいところだけど、その前に髪の絡まりを優しくほぐします。このとき使うのは、ホテルのアメニティにあるような「目の粗いコーム(櫛)」や、タングルティーザーのような濡れ髪専用のヘアブラシ。

毛先の方から、少しずつ優しく優しくほぐしていくのが鉄則。根元から一気にいっちゃダメだよ!絡まりが取れるだけで、ドライヤーの風が通りやすくなって、乾くスピードが格段に上がります。

アウトバストリートメントと頭皮用美容液を仕込む

髪を整えたら、ここで「守りのケア」を投入。30代からの髪には水分と油分の補給が必須です。

毛先を中心にヘアオイルやヘアミルク(アウトバストリートメント)をなじませて、ドライヤーの熱から髪を守るバリアを作ります。髪が細い人はミルクタイプ、パサつきや広がりが気になる人はオイルタイプがおすすめ。

そして、抜け毛が気になるあなたに一番やってほしいのが「頭皮用の美容液(育毛トニックなど)」を頭皮につけること。お風呂上がりの清潔で、温まって血行が良くなっている頭皮は、栄養を吸収するゴールデンタイム!ここに頭皮用美容液をつけて、指の腹で優しく揉み込むようにマッサージしてあげて。これで未来の髪の育ち方が全く変わってきます。

正しいドライヤーテクニックで素早く乾かす

さあ、いよいよドライヤー。ここでもプロの技があります。

まず、ドライヤーは頭から「20cm以上」必ず離すこと。そして、一箇所に熱が集中しないように、ドライヤーを常に小刻みに振りながら風を当てます。

乾かす順番は「根元(頭皮)から」。毛先から乾かす人が多いけれど、それだと根元が乾く頃には毛先が乾きすぎてオーバードライ(乾燥しすぎ)になっちゃう。襟足や耳の後ろなど、髪が密集していて乾きにくい根元に風を送り込み、頭皮を乾かすイメージで進めてね。根元が乾けば、水分は自然と毛先に伝わって、毛先は勝手に乾いていきます。

全体が8割から9割くらい乾いたら、最後はドライヤーの風を「冷風(クール)」に切り替えて、頭上から毛先に向かって風を当てます。こうすることで、開いていたキューティクルがキュッと引き締まり、髪にツヤが出て、翌朝の寝癖もつきにくくなるよ。このひと手間を惜しまないのが、美髪への近道!

髪は裏切らない、ただし手をかければね

どうですか?「ちょっと面倒くさいな……」って思った?

確かに、今までガシガシ適当に拭いて、そのまま放置していた人にしてみれば、工程が多くて手間に感じるかもしれない。でもね、30代を過ぎてからの髪の美しさやボリュームって、持って生まれた遺伝だけじゃないんだよね。「どれだけ自分の髪を労って、手をかけてあげたか」という、毎日の習慣の通知表なんです。

今日お話ししたNG習慣を排除して、正しいケアを1ヶ月続けてみて。驚くほど髪にハリが出て、お風呂の排水口にたまる抜け毛の量が減っていくのを実感できるはずだから。

髪にツヤとボリュームが戻ると、見た目年齢は一気に5歳、10歳と若返ります。自分の髪に自信が持てると、毎日の鏡を見るのが楽しくなるし、お出かけするのもワクワクするよね。そのワクワクを、ぜひ手に入れてほしいなと心から願っています。

最後に

今回はお風呂上がりのNG習慣についてお話ししましたが、髪質や頭皮の状態、抜け毛の原因は、本当に人それぞれです。「自分の髪質に合うシャンプーは?」「今の私の頭皮、乾燥してる?それともベタついてる?」など、具体的な悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。プロの目であなたの髪と頭皮を直接見て、あなただけのオーダーメイドのアドバイスをくれるはずです。もちろん、僕のサロンに来てくれたら、もっと辛口に、もっと愛を込めてアドバイスしちゃうけどね(笑)。

読者のみなさま、最後までお読みいただきありがとうございました。これからも30代〜50代のみなさまの髪がもっと美しく、毎日が楽しくなるような情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!また次回の記事でお会いしましょう!

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