顔の3倍焼けている!?ベテラン美容師が教える「老け髪」を招く紫外線の落とし穴

顔の3倍焼けている!?ベテラン美容師が教える「老け髪」を招く紫外線の落とし穴

こんにちは、現役美容師のKAZUです。ハサミを握って20年以上、これまで数え切れないほどのお客様の髪を触ってきました。その経験から、はっきり言わせてもらいます。30代を過ぎて「最近、髪にツヤがなくなった」「なんだか老けて見える」と悩んでいるあなた。それ、高い美容液やトリートメントを買い込む前に、もっと見直すべきところがあるんです。それが「紫外線」です。

髪は顔よりも紫外線を浴びているという残酷な事実

まず、ショッキングな事実からお伝えしましょう。実は、頭頂部の髪や頭皮が浴びる紫外線の量は、顔の約3倍と言われています。これ、意外とみんなスルーしているんですよね。朝、鏡の前で一生懸命日焼け止めを塗って、ファンデーションを重ねて……。でも、一番太陽に近い「頭」は無防備なまま外に出ていませんか?

正直に言って、顔の紫外線対策を完璧にしていても、髪がパサパサでツヤがなければ、それだけで見た目年齢は5歳も10歳も上がります。美容師として多くの方を見てきましたが、髪の毛の美しさは「清潔感」と「若々しさ」の生命線です。そこを無防備にさらして焼いているのは、高級なシルクのブラウスを直射日光の下に何日も干しているのと同じこと。もったいないと思いませんか?

紫外線が髪に与える「実害」とは

「日焼けしても、また生えてくるでしょ?」なんて安易に考えているなら、今すぐその考えを捨ててください。髪は死んだ細胞の集まりです。一度ダメージを受けたら、自分では治せません。紫外線が髪に当たると、髪の内部にあるタンパク質(ケラチン)が破壊されます。これが何を意味するか分かりますか?

髪の中身がスカスカになり、枝毛や切れ毛の原因になるのはもちろん、手触りはガサガサ、見た目はツヤを失って「枯れた」ような質感になります。さらに、せっかく美容室で綺麗に染めたヘアカラーも、紫外線によって酸化し、あっという間に退色してしまいます。夏場に髪が黄色っぽく、キンキンに明るくなってしまうのは、まさに紫外線によるダメージの証拠なんです。

老け髪を加速させる髪の乾燥

紫外線は髪の表面にあるキューティクルもボロボロにします。キューティクルは髪の水分を守る「蓋」のような役割をしていますが、これが壊れると内部の水分がどんどん逃げていきます。30代以降は、ただでさえ髪の水分量や油分量が減ってくる時期。そこに紫外線ダメージが加われば、あっという間に「老け髪」の完成です。パサついた髪は光をきれいに反射しないので、どれだけメイクを頑張っても顔色までくすんで見えてしまうんですよ。

頭皮へのダメージが未来の薄毛を招く

髪の毛そのものへのダメージも深刻ですが、実はもっと怖いのが「頭皮」への影響です。頭皮も顔と同じ「肌」ですよね。でも、髪に隠れているからといって油断していませんか?分け目の部分が赤くなっていたり、茶色っぽくなっていたりする人は要注意です。

頭皮が紫外線を浴びると、活性酸素が発生して頭皮の老化が進みます。これが何を招くかというと、健康な髪を育てる力が弱まり、細毛や抜け毛、さらには「白髪」の原因にもなりかねません。今の髪だけでなく、5年後、10年後の髪の健康を考えるなら、頭皮の紫外線対策は絶対に無視できないんです。ベテラン美容師として断言しますが、綺麗な髪は、健康な頭皮からしか生まれません。

今日からできるプロ直伝の紫外線対策

「じゃあ、どうすればいいの?」って話ですよね。そんなに難しいことじゃありません。ただ、意識を少し変えるだけです。まずは、外出前に「髪専用の日焼け止めスプレー」を使うこと。これ、最近はドラッグストアでも安く売っていますが、使っている人はまだ少ない。顔に日焼け止めを塗るのが当たり前なように、髪にもシューッとひと吹きする習慣をつけてください。

それから、一番確実なのは「物理的に遮断すること」です。帽子をかぶる、日傘をさす。これに勝る対策はありません。ただ、帽子をかぶる時は、蒸れにも注意が必要です。時々室内で帽子を脱いで、通気性を良くしてあげてくださいね。また、髪の分け目をこまめに変えるのも有効です。ずっと同じところで分けていると、その部分の頭皮だけが集中攻撃を浴びてしまいますから。

もし日焼けしてしまったらどうするか

もし、「あ、今日一日外にいて髪が熱くなってる」と感じたら、その日の夜のケアが勝負です。まずは、ぬるめのお湯で優しく、しっかり洗い流すこと。日焼けした後の頭皮は軽い火傷状態ですから、熱いお湯は厳禁です。そして、いつもより少し奮発して、保湿力の高いトリートメントでたっぷりと水分を補給してあげてください。

「高いトリートメントを使えば治る」とは思わないでくださいね。さっきも言った通り、死んだ細胞は元には戻りません。あくまで「これ以上の悪化を防ぐ」ための応急処置です。そうならないために、やっぱり予防が一番大事なんです。

美容師の本音として伝えたいこと

僕ら美容師は、お客様が数ヶ月ぶりにご来店された時、その方がどれだけ髪を大切に扱ってきたか、触ればすぐに分かります。夏の終わりに来店されるお客様の髪を見て、「あぁ、この夏は日焼け対策サボっちゃったな」と悲しくなることも正直あります。どんなに良い技術でカットしても、ベースとなる髪の毛がボロボロだと、再現できるスタイルには限界があるんです。

厳しいことを言うようですが、30代を過ぎてからのヘアケアは「身だしなみ」であり「自分への投資」です。髪が綺麗だと、鏡を見るのが楽しくなるし、自分に自信が持てますよね。その自信こそが、大人の男女にとって一番のアンチエイジングになるんです。紫外線を甘く見て、数年後に後悔する人を一人でも減らしたい。だから、あえて辛口で言わせてもらいました。

髪の悩みは尽きないと思いますが、まずは今日から、顔と同じように髪と頭皮を紫外線から守ってあげてください。それだけで、あなたの髪の未来は確実に変わります。地道な積み重ねが、数年後の「褒められ髪」を作るんですよ。

悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。彼らはあなたの髪のプロですから、きっと最適なアドバイスをくれるはずです。最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも皆さんの髪が美しく、健康であるように応援しています。これからもこのブログをチェックしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!

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