毎日42度のシャワーを浴びている人へ。それは髪にとって「火傷」と同じです

ヘアケア知識

こんにちは、現役美容師のKAZUです。

キャリア20年以上、これまで何万回とお客さんの髪に触れてきたけど、最近つくづく思うんだよね。「みんな、髪をいじめすぎじゃない?」って。高いトリートメントを使ったり、育毛剤を試したりする前に、もっと根本的なところを見直してほしいわけ。その最たるものが、毎日の「シャワーの温度」なんだ。

熱すぎるお湯が髪の「油分」を根こそぎ奪っている

ねえ、ちょっと聞くけど。42度のお湯って、触れると「あ〜、気持ちいい」ってなるよね。特に冬場なんて最高だと思う。でもね、髪と頭皮にとっては、それただの「地獄」だから。考えてもみてよ。油汚れがこびりついたお皿を洗うとき、お湯の温度を上げるとスルッと落ちるでしょ? あれと同じことが、君の頭の上で起きてるんだよ。

髪や頭皮に必要な「天然のバリア」である油分まで、42度という熱は根こそぎ奪い去ってしまう。その結果、髪はパサパサ、頭皮はカサカサ。乾燥した頭皮からは健康な髪なんて生えてこないし、パサついた髪は老けて見える原因になる。30代、40代になって「最近、髪のツヤがなくなったな」なんて嘆いている人、まずはそのシャワーの温度設定を疑ってほしいんだ。

キューティクルは熱に弱いって知ってた?

髪の表面を覆っているキューティクル。これ、実は熱にめちゃくちゃ敏感なんだ。40度を超えるとキューティクルは開きやすくなって、中にある大事な水分やタンパク質がどんどん外へ流れ出してしまう。まさに「火傷」状態だね。せっかく美容室で高いカラーをしたのに、1週間で色が落ちちゃうって嘆いている君。それ、美容師の腕のせいじゃなくて、君が毎日お湯で色を「洗い流してる」からなんだよ。

42度で洗うっていうのは、例えるなら「お気に入りのカシミヤのセーターを熱湯でガシガシ洗っている」ようなもの。そんなことしないでしょ? 自分の髪も、それくらい大切に扱ってやってよ。

理想の温度は「ぬるい」と感じる38度前後

じゃあ、何度がいいのかって話だけど、結論から言うと「38度」だね。正直、冬場に38度だと「ちょっと物足りないな」「ぬるいな」って感じると思う。でも、その「ぬるさ」こそが、君の髪を守るための魔法の温度なんだ。38度なら、余計な汚れは落としつつ、必要な潤いはしっかり残してくれる。もし寒いなら、体は42度で温めてもいいけど、頭を洗うときだけは設定温度を下げてほしい。そのひと手間が、1ヶ月後、1年後の髪質を劇的に変えるんだから。

頭皮にとっても42度は刺激が強すぎる

特に30代以降は、頭皮のエイジングケアが欠かせない時期。42度もの熱いお湯は、頭皮にとって強烈な刺激になるんだ。乾燥を招くだけじゃなく、守る力が弱まった頭皮は炎症を起こしやすくなって、抜け毛や薄毛の原因にもなる。髪を美しく保ちたいなら、まずは髪の土台である頭皮をいたわってあげないと。熱いお湯で頭皮を痛めつけるのは、もう今日で卒業しようよ。

厳しいことを言ったけど、これは全部君の髪にいつまでも綺麗でいてほしいから。毎日何気なく浴びているシャワーだけど、その温度ひとつで未来の髪が決まるんだ。今日からさっそく「38度」設定、試してみてね。もし他にも「自分の髪質だとどうすればいい?」なんて悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。

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