こんにちは、現役美容師のKAZUです。
歴20年以上、これまで数万人の髪を切ってきたけれど、毎日のように客さんから聞く悩みがあるんだよね。
それが、「朝いくらスプレーでカチカチに固めても、時間が経つと前髪がパックリ割れちゃうんです……」っていうSOS。
特に30代、40代、50代と年齢を重ねてくると、昔と同じスタイリングをしていても「あれ? なんか前髪が決まらない」「割れておでこや生え際が目立つ」なんてことが増えてこない?
最初に言っておくね。辛口だけど本音を言うよ。
前髪が割れるからってスプレーを限界まで吹きかけて固めるの、今すぐやめてください!
それ、ぶっちゃけ何の意味もないし、ただ髪を痛めて見栄えを悪くしてるだけだからね? スプレーの無駄遣い!
前髪が割れる本当の原因は、毛先でもスプレーのキープ力でもない。原因は100%「根元」にあるんだよ。今日はその理由と、明日からできるプロ直伝の解決策を、包み隠さず全部教えちゃいます!
スプレーで固めても割れる理由!犯人は毛先じゃなくて「根元」
まず、なんでスプレーでカチカチに固めても前髪が割れてしまうのか、そのメカニズムから話そうか。
みんな割れた前髪を治そうとするとき、割れている「毛先」を手でつまんだり、アイロンで伸ばしたり、そこにスプレーをかけたりするでしょ?
でもね、髪の毛っていうのは「植物」と一緒なの。茎や花の部分(毛先)をいくら右や左に動かそうとしても、根っこ(毛根・根元)が向いている方向にしか生えていかないのよ。
根元が右に向かって生えているのに、毛先だけ左に持ってきてスプレーで固めたらどうなると思う? 根元の生え癖の力が勝って、時間が経つと「パカッ」と元いた場所に引き戻される。これが、スプレーで固めても割れる正体なんだよね。
髪の毛は「生えている向き」にしか流れない
人間の頭皮には、誰にでも「生え癖」っていうものがある。旋毛(つむじ)を中心に、頭全体の髪の毛が渦を描くように生えているんだよね。
特に前髪の生え際っていうのは、人によって右に流れたり左に流れたり、真ん中でパックリ分かれやすかったり、生え癖が一番強く出る場所なの。
その生え癖を無視して、上から強力なスプレーで固めたって、根本的な解決にはならない。風が吹いたり、頭を動かしたり、汗をかいた瞬間に、固めた塊ごと「パカッ」と割れて終わり。生え癖のパワーを舐めちゃいけないよ。
30代から加速する!年齢による生え癖の変化と髪の細さ
「若い頃はこんなに前髪割れなかったのに、なんで最近になって割れるようになったんだろう?」って思ってる30代〜50代の人、多いんじゃないかな?
実はね、年齢とともに髪の毛ってハリ・コシがなくなって細くなるでしょ? 髪が細くなると、根元の生え癖の力に髪の重さが負けちゃうんだよね。
太くてしっかりした髪なら重みで自然と下に降りてくれていた前髪も、細くなると生え癖のままに立ち上がったり、割れたりしやすくなる。さらに、加齢による頭皮のたるみで、毛穴の向きが変わることもあるんだよ。
だからこそ、若い頃と同じやり方で前髪を作ろうとしちゃダメ。大人の髪には大人なりの「根元攻略法」が必要なんだ。
毎朝やってない?前髪が割れる人が陥るNG行動
ここでちょっと胸に手を当てて考えてみてほしい。毎朝、こんなやり方で前髪をセットしてない? 辛口だけど、これやってる人は一生前髪が割れ続けるから注意してね!
朝、毛先だけ水で濡らしてアイロンを当てる
一番やっちゃいけないやつ! 寝癖がついた前髪の毛先だけを手でちょんちょんと濡らして、ドライヤーもかけずにいきなりストレートアイロンで挟む……これ、絶対NGね。
さっきも言った通り、原因は「根元」にあるの。毛先だけ濡らしても、生え癖がついている根元は乾いたまま。そこに無理やりアイロンを当てても、一時的に熱で伸びたように見えるだけで、湿気を吸ったら一瞬で元の割れ目に戻っちゃうから。
ハードスプレーを至近距離で噴射してパリパリにする
割れるのが嫌だからって、前髪から5センチくらいの至近距離でシューッとスプレーして、前髪を一枚の「板」みたいに固めてる人いない?
それ、遠目から見ても「あ、固めてるな」ってバレバレだし、何より清潔感がなくなっちゃう。おまけに、重みで余計に根元からペタッとなって割れやすくなるという悪循環。
スプレーはあくまで「形を作った後の表面のキープ」のために使うものであって、割れ目を無理やりくっつける接着剤じゃないんだよ。
前髪の「割れ目」から乾かし始めている
お風呂上がりに髪を乾かすとき、どこからドライヤーを当ててる? 後ろ髪や横の髪から乾かして、最後に前髪を乾かしてない?
前髪は頭全体の髪の中で一番薄くて、一番乾きやすい場所。お風呂から上がってタオルドライしている間に、前髪の根元は勝手に乾き始めてるんだよね。
根元が間違った方向(割れた状態)で自然乾燥しちゃったら、そのあといくらドライヤーを当てても手遅れ。前髪は「一番最初」に乾かすのが鉄則なんだ。
プロ直伝!割れない前髪を作る最強の乾かし方
「じゃあ、一体どうすればいいのよ!」って声が聞こえてきそうだから、ここからは20年のキャリアを持つ僕が、絶対に割れない前髪を作る「朝のドライヤーテクニック」を伝授するね。
特別な道具はいらない。手とドライヤーがあれば今すぐできるから、明日の朝から絶対やってみて!
ステップ1:前髪の「根元」を皮脂や水分ごとガッツリ濡らす
まず朝起きたら、前髪の「根元」を地肌からしっかり濡らしてちょうだい。毛先じゃないよ? 地肌を濡らすの!
水スプレーでもいいし、手にお水をすくって地肌に擦り込んでもOK。根元がしっかり水を含まないと、髪の毛の「形を記憶する結合」がリセットされないからね。
寝ている間に出た汗や皮脂も生え癖を頑固にする原因になるから、一度地肌をしっかり湿らせるのがすべてのスタートライン。
ステップ2:温風で左右に擦りながら乾かす「引っ張りドライ」
ここが一番大事なポイント!
ドライヤーの温風を上から前髪に当てながら、指の腹で地肌をゴシゴシと左右に擦るようにしながら乾かしていくんだ。
右に左に、前髪の根元をシャンプーするみたいに揺らしながら乾かす。こうすることで、右に生えている癖も左に生えている癖もリセットされて、まっすぐ下に降りるようになる。
前髪を少し引っ張り気味にしながら、風を「上から下」に向かって当てるのがコツ。下から風を当てると、おでこに風が入って余計にパックリ割れるから気を付けてね。
ステップ3:冷風を使って「形状記憶」させる
髪の毛っていうのは、「温まると柔らかくなり、冷めるときに固まる」っていう性質を持っているのね。
だから、左右にゴシゴシ擦って前髪が理想の形に乾いたら、最後にドライヤーの「冷風」に切り替えて、上から数秒間風を当てる!
この冷風のステップを入れるだけで、根元の向きがしっかり固定されて、一日中割れにくいベースが完成するんだよ。これぞプロの技!
それでも割れるなら?美容室で叶える解決策
「教えてもらった乾かし方をやってみたけど、どうしても生え癖が強すぎて割れちゃう……」って人も、中にはいると思う。
そんなときは、自分でなんとかしようと無理しないで、僕たちプロを頼ってほしい。
前髪の幅や厚みを変えてもらう
割れやすい原因の一つに、「前髪が薄すぎる」ってケースもあるんだよね。最近流行りのシースルーバングも、大人の髪質や生え癖によっては、ただの「割れた前髪」に見えちゃうことがある。
そんな時は、前髪を作る「奥の髪(トップの髪)」を少し連れてきて、前髪の厚みを増やしてあげると、上の髪の重みで生え癖が抑えられて割れにくくなる。
前髪の三角ベース(幅)を広げたり狭めたりするだけで、嘘みたいに割れなくなることもあるんだよ。
「前髪パーマ」や「ポイント縮毛矯正」を頼む
生え癖が極端に強い人は、前髪の根元の立ち上がりを抑える「ポイント縮毛矯正」や、流したい方向にナチュラルに誘導する「前髪パーマ」をかけるのが手っ取り早い。
「全体にパーマや矯正をかけるとお金もかかるし時間もかかる……」って敬遠しがちだけど、前髪だけの施術なら料金も安いし、時間もかからない。
朝のスタイリング時間が10分から1分に短縮されると思ったら、めちゃくちゃコスパいい投資だと思うよ。
まとめ
さて、ここまで「前髪が割れる原因」と「直し方」について話してきたけれど、伝わったかな?
おさらいすると、前髪が割れる原因はスプレーのキープ力不足じゃなくて、100%「根元の生え癖」!
朝いくらスプレーでカチカチに固めても、根元を攻略しない限り前髪割れ地獄からは抜け出せないんだ。
明日からは、毛先を固めるのをやめて、まずは「朝、根元をガッツリ濡らして、地肌を左右にゴシゴシ擦りながら乾かす」ことから始めてみてね。これだけで、あなたの前髪は劇的に変わるはずだから!
ただ、髪質や頭の形、生え癖の強さは一人ひとり全然違う。もし自分でやってみても上手くいかない時や、自分に似合う前髪の厚みがわからない時は、悩みがあれば、担当の美容師さんに相談するのが一番ですよ。
あなたの髪の癖を一番よく知っているプロに、「前髪が割れるのが悩みなんです」って素直に打ち明けてみて。きっとあなたに一番合った解決策を提案してくれるはずだからね。
これからも、30代〜50代のみなさんの髪の悩みが解消できるような、現場の「リアルな本音」を発信していきます!読者様にこれからも見ていただけるように、よろしくお願いします!
最後まで読んでくれてありがとう!KAZUでした。

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